インテルは23日、チェルシーから元ナイジェリア代表FWビクターモーゼス(29)を買い取りオプション付きのレンタル移籍で獲得した。背番号は「11」を着用する。

なお『フットボールイタリア』によれば、インテルはシーズン終了後に買い取りオプションを行使する際には1200万ユーロ(約14億5000万円)の移籍金が必要となるという。

2012年8月にチェルシー加入後、リバプールやストーク、ウェストハムをレンタル移籍で渡り歩きながら、アントニオ・コンテ前監督(現・インテル監督)が就任した2016-17シーズンにチェルシーでチャンスを掴んだモーゼス。右ウイングバックという新境地で価値を見いだし、そのシーズンはリーグ戦34試合に出場し、プレミア制覇に大きく貢献していた。

ところが、コンテ監督退任後の2018年に新監督に就任したマウリツィオ・サッリ監督(現・ユベントス監督)の下では、公式戦わずか6試合の出場と完全に戦力外扱いとなり、2019年冬にフェネルバフチェへレンタル移籍。

しかし、トルコでは負傷に悩まされ、今シーズンのスュペル・リグではここまでわずか6試合の出場にとどまっていた。

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