リバプールに所属する日本代表FW南野拓実が待望のプレミアリーグデビューを果たした。イギリスメトロ』がリバプール指揮官の“南野評”を報じた。

今冬、ザルツブルクから加わり、FAカップ3回戦エバートン戦で移籍後初出場を果たした南野。23日に敵地で行われたプレミアリーグ第24節のウォルバーハンプトン戦で3試合連続のベンチ入りを果たすと、セネガル代表FWサディオ・マネの負傷で急きょ出場機会が巡り、33分に待望のプレミアリーグデビューを飾った。

リバプールの指揮を執るユルゲン・クロップ監督は2-1で難敵ウォルバーハンプトンを退け、14連勝を成し遂げたゲーム後、南野についてこう評価した。

「(南野は)スーパーだったね。我々はサディオが負傷した状況を受けて、今夜はいつもと違った戦いをした」

「攻撃時はいつもと同じ布陣(4-3-3)だが、守りに入るときは[4-4-2]で対応しなければならなかった。ディヴ(ディヴォク・オリジ)の状態も良く、使っても何らおかしくなかったが、そうなると、ゲームの非常に早い段階から攻撃的に行くことになる」

「タキ(南野)は我々のトレーニングに合流して2〜3週間ほどが経ち、最近の練習でも様々なポジションでプレーしている。FAカップで中央に入り、今日は左右のウィングだった。彼はそういったポジションでプレーでき、我々もその彼を必要としている」

「ただ、彼は純粋なウィンガーじゃない。ライン間でプレーする選手だ。だから、タキにとって、本当に難しかったと思う。入ってすぐにふくらはぎに違和も感じたみたいだからね。ハーフタイムに治療が必要だった。何の問題もないことを願うばかりだ」

プレミアリーグデビュー戦にしては並外れて良かったと思う。チームにも完璧に溶け込めていて、それも本当に良いことだ」

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