ドルトムントは24日、ブンデスリーガ第19節でケルンをホームに迎え、5-1で圧勝した。

後半戦スタートとなった前節アウグスブルク戦を途中出場ハーランドのデビュー戦ハットトリックによって5-3と打ち勝った4位ドルトムント(勝ち点33)は、アウグスブルク戦と同じスタメンで臨み、ハーランドは引き続きベンチスタートとなった。

4連勝中の13位ケルン(勝ち点20)に対し、引き続きロイスを最前線とする[3-4-3]で臨んだドルトムントが開始50秒に先制する。ロングボールをロイスが収め、ボックス右のサンチョへ展開。サンチョ折り返したグラウンダーのクロスをラファエウ・ゲレイロが右足ダイレクトで合わせた。

さらに11分にはハキミがボックス内ぎりぎりの位置でボルナウに倒されたプレーでPKを獲得しかけたが、VARの末にFKに切り替わった。このFKをロイスが直接狙ってGKを強襲したドルトムントは、直後のCKからフンメルスの放ったヘディングシュートがバーを直撃した。

その後も主導権を握るドルトムントは29分、フンメルスのロングフィードに抜け出したロイスがGKとの一対一を制すと一度はオフサイド判定が下されるも、VARの末にオンサイドと判定され追加点が決まった。

40分にもT・アザールがGKと一対一の局面を作ったドルトムントが2点をリードして迎えた後半、開始3分にドルトムントが3点目を奪う。ロイスのパスをボックス右で受けたサンチョがDFに正対された中、一瞬の隙を突いて右足を振り抜きネットを揺らした。

その後、65分にCKの流れからウートにゴールを許したドルトムントは、T・アザールに代えてハーランドを投入。そのハーランドが投入直後に決定的なシュートを浴びせると、77分にハーランドがダメを押した。

分厚い攻めを見せた流れからラファエウ・ゲレイロのシュートをGKが弾いたルーズボールをハーランドが押し込んだ。

ハーランドの2試合連続ゴールで勝負を決定付けたドルトムントは、87分にもハーランドが決める。ダフードのスルーパスに抜け出したハーランドがボックス右に侵入。飛び出したGKをかわし、角度のない位置からゴールに流し込んだ。

ハーランドドッペルパックで5-1としたドルトムントが圧勝で後半戦再開後、2連勝としている。

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