セリエA第21節が24日に行われ、ブレシアとミランが対戦した。

 ホームのブレシアは20節終了時点で4勝3分13敗。勝ち点「15」で降格圏の19位に位置しており、リーグ戦5試合勝ち無しの状態が続いている。一方アウェイのミランは8勝4分8敗の勝ち点「28」で8位となっている。ミランはFWズラタン・イブラヒモビッチや好調DFテオ・エルナンデスらを先発起用した。

 試合はスコアレスのまま進み、前半を両者スコアレスで折り返す。するとミランは71分、ハカンチャルノールが右サイドイブラヒモビッチに展開。イブラヒモビッチはサム・カスティジェホに向けてグラウンダー性のクロスを供給するが、相手DFに弾かれる。こぼれ球に反応したアンテ・レビッチが冷静に押し込み、ミランが待望の先制に成功した。レビッチは前節のウディネーゼ戦に続き、2試合連続ゴールとなった。

 追いつきたいブレシアは75分、フロリエン・エイのバックパスを受けたエマヌエル・ドイがミドルシュートを放つ。しかし、ミランGKジャンルイジ・ドンナルンマがゴール右へのシュートをセーブ

 ミランは86分、テオ・エルナンデスが自陣からドリブルで縦を突破すると、ペナルティエリア内まで侵入する。テオ・エルナンデスはそのままシュートを放つと、ボールはポスト右に当たり、追加点とはならない。

 このままスコアは動かず試合終了。ミランが0-1でブレシアに敵地で勝利を収めた。この結果、リーグ3連勝を飾ったミランは勝ち点「31」で暫定6位に浮上。勝ち点に変動がないブレシアは暫定19位となっている。

【スコア】
ブレシア 0-1 ミラン

【得点者】
0-1 71分 アンテ・レビッチミラン

レヴィッチの先制ゴールを守り切ったミラン [写真]=Getty Images