イタリア人指導者のアルベルト・ザッケローニ氏(66)がイタリアのラジオ『TMW Radio』でいくつかのテーマに応えていくなかで、日本代表監督復帰の可能性を否定したという。イタリアTUTTO mercato WEB』が報じた。

ザッケローニ氏はミランインテルユベントスといった母国の名だたるクラブの監督を歴任後、2010年8月から日本代表を指揮。2014年のブラジル・ワールドカップ(W杯)まで日本を率い、大会終了後に退任した。

それから年月を経て、森保一監督が指揮官を務める日本。だが、内容、結果ともに伴わない状況も相まって、進退を問う周囲の声も強まりつつある。そんななか、ザッケローニ氏が日本代表復帰の可能性について話した。

ザッケローニ氏は日本やUAEで代表監督を務めた経験をどう定期づけているのかを問われると、「(代表監督という職は)毎日のように指揮を執るクラブとはわけが違う」と話し始め、こう続けた。

「私にとって、ポジティブな経験だった。仕事面でも、人生面でもね。3月に戻る可能性を指摘した記事を読ませてもらったが、否定する。行くなら、ツーリストとしてだ」

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