電車やバスなどの公共交通機関では、不特定多数の人が利用するため、一人ひとりが周囲を思いやって行動することが大切です。
しかし、中には大勢が行き来する車内の特徴を利用して、痴漢や盗撮行為などの悪事に手を染める人もいます。
まり先生(@jijipino)さんがTwitterに投稿した、電車内での盗撮にまつわるエピソードをご紹介します。
盗撮する男性を発見した夫
ある日、投稿者さんの夫が双子の子供を連れて、遠出をした時のことです。
電車を利用した夫は、隣に立っていた女性が盗撮被害に遭っていることに気付きます。
盗撮されている女性は、震えながら泣いていました。夫は、勇気を振り絞って、盗撮犯である男性に大きな声でこう切り出したといいます。
「おい、てめー何撮ってんだよ!貸せよ、携帯!」
それに対し、盗撮犯は「なんだ、お前は!」としらを切ろうとします。しかし、「盗撮していた」という確信があった夫は、諦めずに携帯電話を渡すよう要求。
夫が「もし何もなかったら俺が謝る。だから頼むから貸してくれ!」と告げると、盗撮犯はしぶしぶ携帯電話を渡しました。
※写真はイメージ
盗撮犯の携帯電話からは、被害に遭っていた女性だけでなく、ほかの人を盗撮した写真も見つかったそうです。大量の証拠写真を確認した夫は、盗撮犯の手をしっかりと抑え、携帯電話を預かりました。
さらに、子供たちに対し「隣の女の人が心細いだろうから、2人で挟んで話しかけてあげて」と伝えます。子供たちは女性の手を握りながら「大丈夫だよ」と声をかけ続けました。
その後、周囲にいた複数の男性たちと協力し、次の停車駅で盗撮犯を警察官や駅員に引き渡すことができたといいます。
私の旦那は電車で双子と遠出した時に隣の女性が盗撮されてるのを気付き発見して、犯人を駅員と警察に受け渡した事がある。
— まり先生 (@jijipino) 2020年1月24日
隣で女性が撮られてる事に気付き震えて泣いていたらしい。言葉こそ悪いが「おいてめー何撮ってんだよ。貸せよ携帯!!」と大きめな声で。
そこで犯人は「何だお前は!」と→
「お礼をさせてほしい」という女性の申し出を、夫は辞退したそうです。夫の勇気ある行動に対し、ネット上では称賛の声が続出しました。
・素敵な夫ですね!読んでいてスカッとしました。
・勇気ある行動を見習いたいと思いました。
・盗撮された女性は、怖くて仕方なかったはず。正しいことをした夫が、殴られるなどの被害に遭われなくて本当によかったです。
見て見ぬふりをせず、被害に遭う女性を助けた夫。夫の段取りがよく、また周囲の人たちの協力を得られたからこそ、それ以上の被害が及ぶことなく盗撮犯を捕まえることができたのでしょう。
被害に遭った女性のケアを任された子供たちは、今回の出来事を通して大切なことを学んだに違いありませんね。
投稿全文はこちら
私の旦那は電車で双子と遠出した時に隣の女性が盗撮されてるのを気付き発見して、犯人を駅員と警察に受け渡した事がある。
— まり先生 (@jijipino) 2020年1月24日
隣で女性が撮られてる事に気付き震えて泣いていたらしい。言葉こそ悪いが「おいてめー何撮ってんだよ。貸せよ携帯!!」と大きめな声で。
そこで犯人は「何だお前は!」と→
言い逃れしようとした。
— まり先生 (@jijipino) 2020年1月24日
だけど確信があったみたいでここで引いてはダメだとそのまま携帯を貸すよう要求した。「もし何もなかったら俺が謝る。だから頼むから貸してくれ!」
そうすると出てくる出てくる。この女性とそれ以外の盗撮写真。
「俺携帯預かります。犯人の手抑えてるから」子供たちには→
「隣の女の人心細いだろうから挟んで話しかけて大丈夫だよ」と声をかけろと伝えた。子供たちはお姉さんの手を握って話しかけた。幸い近くに居た男子学生とおじさん数人も取り押さえに協力しつつ次の駅で警察と駅員が既に居るように手配出来たと。女性にお礼をと言われたみたいだけど、辞退したと。→
— まり先生 (@jijipino) 2020年1月24日
男の中の男だな…!と家に帰ってから拍手して讃えたよ🥺👏
— まり先生 (@jijipino) 2020年1月24日
気付いても知らないふりも出来る。声かける勇気もないかもしれない。子供達とお出掛けで1時間位は取り調べとかで時間遅れたし双子を連れて出掛けるだけで大変なのに勇気ある行動だったなと関心し通しだった!
子供達のいいお手本になった🥺
きっとその行動を間近で見た双子達は大きくなったら痴漢や盗撮を見つけたら声掛ける事が出来るんじゃないかなと。
— まり先生 (@jijipino) 2020年1月24日
女性のケアを子供達に任せた事も良かったとは思う。やられた女性は傷つくんだよと学べたかなと。こういう男性のツイートも役立つし積極的にRTしていきたい🥺
[文・構成/grape編集部]
- 出典
- @jijipino
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