後半5分、独代表MFゴレツカがCKのこぼれ球を豪快ボレーでフィニッシュ

 ドイツ王者バイエルンは現地時間25日、ブンデスリーガ第19節シャルケ戦で5-0と快勝を飾った。エースのポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキら5人がゴールを奪ったなか、チーム3点目となったドイツ代表MFレオン・ゴレツカのボレー弾に称賛が集まっている。

 前半6分にレバンドフスキボレーシュートを決めて先制したバイエルンは、同アディショナルタイムにはゴレツカの頭の落としをドイツ代表FWトーマス・ミュラーが押し込んで追加点。2点のリードを奪って迎えた後半5分だった。

 右コーナーキックのこぼれ球に対し、ジャンプしたゴレツカが空中で体を捻りながら右足でジャストミート。ボールはゴールライン手前でワンバウンドし、そのまま相手GKの手をすり抜けてネットに突き刺さった。古巣シャルケ相手に、嬉しい今季初ゴールとなった。

 鮮やかなアクロバティック弾に海外メディアも反応。ドイツ誌「キッカー」が「魔法が吹きかけられる」と表現すれば、ドイツ放送局「Sport1」は「ゴレツカは新バラックとして輝く」と“小皇帝”の異名を取った元ドイツ代表MFミヒャエル・バラックを引き合いに出して報じた。

 また、ポルトガルメディア「Noticias ao Minuto」は「ゴレツカは古巣に“ロゴスタイル”で得点」と見出しを打ち、「素晴らしいアクロバティックキックでゴール」と速報。ブンデスリーガのロゴを再現するかのような右足を伸ばしてのシュートだったことを伝えている。

 今季はここまでリーグ戦10試合1得点にとどまっているゴレツカだが、このゴールをきっかけに勢いに乗りたいところだ。(Football ZONE web編集部)

バイエルンMFゴレツカの豪快ジャンピングボレー弾に称賛【写真:Getty Images】