リバプールは26日、敵地で行われたFAカップ4回戦のシュルーズベリー・タウン戦を2-2で引き分け、再試合が決定した。イギリススカイ・スポーツ』がリバプール指揮官のコメントを報じた。

この試合に向け、南野拓実らサブ組主体のメンバーを先発起用したリバプール。2点リードの展開から立て続けの失点で追いつかれて勝負を決められず、ドローに終わった。

結果、リバプールは大会の規定に則り、再戦が決定。その再試合の開催時期は2月3日から始まる週に予定され、プレミアリーグが定めた冬季休暇期間と被ることになる。

ユルゲン・クロップ監督は試合後、再試合に言及。U-23チームで臨み、同カテゴリーを率いるニール・クリッチニー氏に指揮も託す方針を明らかにした上で、こう述べた。

「2019年4月、プレミアリーグからフレンドリーマッチや公式戦を催さず、ウィンターブレイクに入るようにとのレターを受けた。我々としては、それを守らなければならない。2週間前の時点で選手たちにも告げてしまっている。『ウィンターブレイクがあるぞ』ってね」

「したがって、我々(主力メンバー)は(再試合に)臨まない。その試合に臨むのは若手(U-23メンバー)たちだ。プレミアリーグウィンターブレイクの遵守を求めているのだから、それこそが我々の仕事。変えることなどできない。次の試合は臨まない」

なお、リバプールはクラブ・ワールドカップ(CWC)参戦の昨年末もこの策を採用。EFLカップ(カラバオ・カップ)準々決勝のアストン・ビラ戦に若手メンバーをぶつけ、0-5の大敗を喫した。

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