アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督が元ドイツ代表DFシュコドラン・ムスタフィに言及した。イギリススカイ・スポーツ』が伝えている。

昨夏の時点でウナイ・エメリ前監督から戦力外の扱いを受け、退団の可能性が高まったムスタフィ。ただ、シーズン途中の監督交代後、風向きが変わりつつあり、エバートン時代の同僚だったミケル・アルテタ監督はチャンスを与える考えを示している。

ただ、そんなドイツ人守備者は21日に行われたプレミアリーグ第24節のチェルシー戦、緩慢なバックパスから味方のDFダビド・ルイスを退場処分に追いやり、PK献上という痛恨ミス。これにより、イギリスメディアの各有識者から厳しい声が集中している。

そうした状況により、再び去就も騒がしくなりつつあるムスタフィだが、アルテタ監督は再び寄り添う姿勢を示している。

「彼は私の選手。私の下で毎日のようにトレーニングをしている限りはね。昨夏のプランはもしかしたら違ったかもしれない。だが、私がここ(アーセナル)に来た今、彼はここにいて、常に良い姿勢。(チームに)貢献したいと思っている」

「確かに、彼はミスを犯したが、問題ない。次に何をするかだ。これからのリアクションを見守っていきたい。27歳で特定のことを改善できないとは思わない。私はできると心から信じている。ミスを受け入れることができる。問題ない」

「受け入れられないのは、ミスした選手がプレーや思考を止めることだ。そのような選手は必要ない」

「しかし、ムスタフィは(ミスの後)前向きな姿勢でプレーしてチャレンジした。試合後、落ち込んでいたが、打つ勝つことができれば乗り越えられるだろう」

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