手や腕に塩と氷を乗せてギリギリまで我慢するおバカなインターネットチャレンジが物議をかもしている。氷に塩をかけることで温度が下がる。
凍傷レベルまで我慢したチャレンジャーたちは、その傷を勲章の如くネット上に晒しているのだ。これが流行ってしまったせいでかなりの数の子どもたちがケガをしていたらしい。一部の子どもたちが病院に送られるほどエスカレートしたという。
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氷と塩を使うアイスソルトチャレンジで凍傷に
海外のインターネッツでは、以前話題となったアイスバケツチャレンジの全盛期のころ、子どもたちの間で皮膚の上に塩を振って氷を置き、故意に温度を下げた状態を作り耐え続けるという凍傷必至の我慢大会めいたものが流行になっていたようだ。
本来は海外で火傷をした際に氷と塩を患部に置く応急処置として知られていた(だが火傷は流水で冷やすのが基本だそうだ)ものが、ティーンエイジャーの間でその冷たさそのものを我慢できるほどできる奴!と一目置かれる流れになった。で、当然のことながら結果はこうなる。
まじ誰得?って感じの遊びだが、多少凍傷になっても彼らにとっては大したことじゃないらしい
さらにエスカレートして病院に運ばれた子どももいた。第3度の凍傷と診断された例。患部の組織が壊れ始めるレベルだそう
何でここまで流行してしまったのかはわからないが、塩と氷の凍傷は感染症を引き起こし、敗血症になる恐れがあるだけでなく、皮膚や組織、臓器にも一生残るダメージがおよぶこともある。もし治療せずに放置してたら敗血症による死亡リスクが30%にもなるという。
遊びのつもりがとんでもないことになるのは十代にはありがちな若気の至りというやつだけど、冬に氷とかで遊んじゃう小さい子にもちゃんとその危険を教えておこう。
こんな冷たい我慢大会にわざわざ挑んで記録を出しても、シェアするどころか病院に運ばれる羽目になったり命を落とすことだってあるかもしれないのだ。
よいこのみんなは決してマネしないように!
via:viralnova・translated D/ edited by parumo
http://karapaia.com/archives/52233641.html
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