オーストリア2部のクラーゲンフルトのテストを受けていたサンフレッチェ広島の元日本代表FW工藤壮人(29)だが、テストは不合格だったようだ。オーストリアクライネ・ツァイトゥング』が報じた。

2019シーズンはレノファ山口FCプレーしていた工藤。明治安田生命J2リーグで27試合に出場し4ゴールを記録。シーズン終了後に広島へ復帰していた。

工藤は、先週からクラーゲンフルトでテストを兼ねたトレーニングに参加。WACアマチュア、グミュントとのフレンドリーマッチで2試合に出場。工藤は3ゴールを記録していたが、帰国の途についているという。

工藤を高く評価していたスポーツディレクターを務めるマティアス・イムホフ氏は「この冬の移籍を契約しないことに決めたが、マサトに注目していく。長い旅をしてくれたことに感謝する」とコメント。今冬での獲得を見送ったようだ。

また、ロバート・ミシュ監督は「彼はいい選手だ。間違いない。しかし、チームにいるストライカーより良くは無い」と厳しい評価。「常に、我々はクオリティがあって初めて、獲得できると言ってきた」とコメントし、ゴールを記録しながらも満足行くパフォーマンスを見せられなかったようだ。

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