お母さん、携帯いつ買ってくれる?

その質問が始まったのは、2年生の終わり。息子が8歳のころでした。

いつか来るとはわかっていたものの、そんなに早いとは思っておらず、びっくりしたものです。

あれから1年、9歳の3年生となった息子は、さらに頻繁にこの質問をするようになりました。クラスの誰々ちゃんは持っているという、リストとともに。

今のところ、3年生の間に携帯を買ってやるつもりはありません。

でも、それほど遠くない将来に、そうするときが来ることも認識しています。最近では、サッカーの習い事の間、ずっと見ている必要はなくなりました。近所の友達の家なら、自分で歩いて行けそうです。

そのうち、ちょっとした買い物なら、息子を家にひとりで置いて出かけられるようになるといいなと考えています。

このところ、息子が携帯電話を持つことは、彼にとって楽しみであると同時に、私にとっても安心材料になると思うようになりました。ですから最近、そのタイミングについてよく考えています。

ここで付け加えておきたいのは、子どもにとって携帯電話とはスマートフォンを意味するようですが、必ずしもそうである必要はないということ。

携帯電話が必要でもスマートフォンには早いという場合、あえてスマホ以外という選択肢もあるのです。

たとえば、Good Housekeepingの記事では、トランシーバーのような携帯電話折り畳み式のガラケーなどを推奨しています。

それでもスマートフォンを選ぶという場合は、いったいどうしたらいいのでしょう。以下に、覚えておいてほしいポイントをいくつか紹介します。

年齢ではなく、責任が持てるか

息子はよく、「何歳になったら買ってくれるの?」と聞いてきます。携帯なしの生活があとどれくらい続くのか、彼なりに見極めたいのでしょう。

そんなとき私は、「そのとき」は年齢で決まるわけではないと答えるようにしています。私が考える「そのとき」は、次の4つのポイントクリアしたときだと思うからです。

1. 自分の持ち物を管理できているか

現在の持ち物をどう扱っているかが、そのまま携帯電話の扱いになると考えられます。

あなたのお子さんは、水筒や傘や手袋を、しょっちゅう学校に忘れていませんか?

(ここでは、携帯電話を学校に持っていっていいかどうかは問題ではありません。そもそも、ものの管理がうまくできているかが重要なのです)

2. スクリーンタイムルールを守れているか

現在、タブレットやその他デジタル機器の使用時間に制限を設けていますか?

宿題の時間にタブレットをいじっていませんか?

夕食の時間にテレビを消すかどうかで日々争っていませんか? 今の状況に、デバイスが1つ増えることを想像してみてください。

3. 他のエリアで自立できているか

自立の意味合いは、子どもによって異なります。

でも、進んで手伝いをし、部屋がきれいで、言われなくても宿題を終わらせるような子どもは、自立が進んでいると言っていいのではないでしょうか。自立はつまり成熟度を意味するので、スマートフォンを与える時期を判断する材料にはぴったりです。

4. 判断力がついているか

子どもは誰しもミスをします(大人もします)。

でもそれ以前に、彼らは正しい判断ができていますか? わけのわからない選択ばかりをしていませんか? その答えが、スマートフォンを持ったときの判断に大きくかかわってきます。

Screenwise: Helping Kids Thrive (and Survive) in Their Digital World」の著者であるDevorah Heitner氏がWashington Postに寄稿した記事によると、子どもの人間関係も考える必要があるといいます。

意地悪な友達から離れることができているか。それとも、いつも争いごとに巻き込まれてしまうのか。

とりわけ承認欲求の強い子は、早い段階でのスマートフォンには要注意です。親がきちんと準備をしてから渡すようにしましょう。

親の手伝いのもとで、仲間との線引きを自分でさせるようにしてください。人間関係における、共感のサインに注目するといいでしょう。

その子は、自分の発言が相手に与える影響を理解していますか? 誰かの心を傷つけたら謝れますか?

自分を顧みて、正しいことをしようとする姿勢があるかどうかが、自分のミスを修復できるかどうかの分かれ道になるのです。

状況を考慮する

子どもによって境遇は異なります。

ですから、「何歳がスマホを持つのに適している」と一概にいうことはできません。たとえば大都市に住む子どもは、車移動がメインの地方の子どもに比べて、GPSインターネットの恩恵を受ける機会が多いといえます。

放課後クラブ活動や習い事をしているなら、スマホ子どもの位置情報を把握したり、逆にお迎えが遅れるようなときに子どもが親の現在地を知ることができます。

親の準備はできているか

ここまでの記事を読んで、スマートフォンを与える決心ができたあなた。あとは買って渡すだけ! …ではありません。

スマホに触れさせる前に、一緒にルールを決めるという一大作業が残っています。

ですから、親であるあなたが忙しかったりストレスがあるようなときは、少し時期を選んだほうがいいかもしれません。

前述のHeitner氏は、記事にこう記しています。

子どもと一緒にルールを決めることが大切です。

1つ1つのアプリダウンロードする前に、親子でそれについて話して検討すること。連絡先を追加する際に、十分に注意すること。

ショートメールの送受信先として登録する相手を誰にするか。

友達、家族、親戚は…? など、明確なガイドラインを決めておきましょう。

デバイスへのアクセスについても決めてください。たとえば、寝るときはスマホをどこに置くのか? などです。実際にスマートフォンを手渡すのは、それらの話し合いを終えてからにします。

スマホの使い方については、今後もずっと家庭内の話題になるでしょう。

ですから、それに対応する余裕があるか、親自身の心の準備が必要です。

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Source: Good Housekeeping,Washington Post

Image: Shutterstock

Meghan Moravcik Walbert – Lifehacker US[原文