アトレティコ・マドリーが、パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニ(32)の獲得に迫っているようだ。スペイン『アス』が報じた。

コパ・デル・レイでは3部のレオネサに敗戦を喫するなど、得点力不足苦しんでいるアトレティコ。この状況を打破するべく、カバーニの獲得に動いていることが盛んに報じられており、同選手もアトレティコ移籍を望んでいることから相思相愛だとみられている。

そして、今回伝えられるところによれば、カバーニの代理人はアトレティコとの交渉のためにマドリッドに滞在しているという。この行動は同選手がPSGを退団することに合意したと推測されている。なお、フランス『レキップ』によると移籍金は1500万ユーロ(18億円)前後になるようだ。

残すはメディカルチェックのみとなっている模様。しかし、まだメディカルチェックがパスできていないという。カバーニは数週間前に筋肉系に違和感を覚えていた。それでも、現在は回復しており、メディカルチェックも問題なく通過できると見られている。

カバーニの移籍に関しては、メディカルチェック合格後、28日か29日に正式発表する見込みだという。順調に手続きが進めば、2月1日に行われるラ・リーガ第22節のレアル・マドリーとの"マドリッド・ダービー"で新天地デビューする可能性もあるとのことだ。

2013年夏にナポリからPSGに加入以降、公式戦293試合に出場してクラブ歴代最多得点198得点をマークしているカバーニ。しかし、今シーズンは、負傷の影響や、昨夏にレンタルで加入したFWマウロ・イカルディの活躍もあり、ここまでの公式戦14試合で5ゴールとなっている。苦しい戦いが続くアトレティコにとって、救世主となるだろうか。

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