先日、ヴィッセル神戸への移籍報道が出たチェルシーに所属するFWペドロ・ロドリゲス(32)に関してローマが獲得に動きだしているようだ。イタリアカルチョメルカート』が伝えている。

2015年にバルセロナから完全移籍で加入したチェルシーで、これまで公式戦195試合に出場し42ゴール27アシストを記録するなど、長らく主力を担ってきたペドロ。

しかし、今シーズンはフランク・ランパード監督の下、出場機会が大きく減少。ここまで公式戦12試合の出場に留まっている。

チェルシーとの契約が今シーズン限りまでとなっており、今冬の完全移籍あるいは今夏のフリートランスファーでの移籍が濃厚となっている。

そして、『カルチョメルカート』が伝えるところによれば、現在ローマはそのペドロに関心を示しており、チェルシー側とすでにコンタクトを取っているようだ。

ローマではイタリア代表MFニコロ・ザニオーロの長期離脱によってウイングポジションの選手層に問題を抱えており、補強が急務な状況だ。その中でバルセロナU-21スペイン代表FWカルレス・ペレスの獲得に迫っていると言われる。

したがって、カルレス・ペレスの獲得が実現すれば、人数的な穴埋めは可能となるが、バルセロナチェルシーでの豊富な経験、現スカッドと異なる質の高いフリーラン、ラインブレイクという特長を持つプレースタイルは貴重な攻撃オプションになる可能性は十分にあるはずだ。

とはいえ、ローマが実際に獲得に動くとなれば、現有戦力の整理とセットになるため、今月31日までに交渉をまとめるのは非常に厳しいと思われる。

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