2020年3月19日(木)~3月23日(月)大阪・南河内万歳一座稽古場スペース、3月29日(日)埼玉・春日部バル Juniper Berryにて、ボラ☆ボラの新作公演『ただ、吸って吐く』が上演される。

ボラ☆ボラは、南河内万歳一座の皆川あゆみが主宰、前田晃男がマネージメントを担う演劇ユニット。ボラ☆ボラは「人の滑稽さ」をテーマにし、頑張っているから空回ってしまう人間の愛おしい姿を描くことを大切にしている。2011年6月上演の『青木さん家の奥さん 1/2』から2019年12月上演の『カラ☆ボラ FREEDOM NIGHt 2nd』まで、多くの作品を上演し、2017年には全国8都市のツアー公演を行った。

そんなボラ☆ボラが手掛ける春の新作公演は、パチンコ業界を舞台に前田が作・演出を手掛ける。近年、規制の影響から全国の店舗数が全盛期の半分にまで落ち込んでいるパチンコ業界。そんな中でも、アイデアを出し、必死で切り盛りしながら営業を続けるパチンコ店で、逞しく、健やかに生きていく人たちの姿をあぶり出す作品となっている。

出演はボラ☆ボラの2名に加え、客演として、かまとと小町で主宰を務める髙道屋沙姫、南河内万歳一座の福重友、同劇団の寒川晃。フリーで活動している大倉圭の4名。

また、YouTube チャンネル《パチンコ店買い取ってみた》で知られる、埼玉県幸手市にあるチャレンジャー幸手店をモチーフに書かれており、近隣の春日部市にあるバルで公演は行われる。終演後にはお客様を交えた懇親会も行う予定とのこと。

『ただ、吸って吐く』チラシ