Ginza Sony Park(銀座ソニーパーク)では、2月22日(土)に、『モダン東京と映画館 シネマの街 銀座・丸の内・日比谷』と題し、Park College #06を開催いたします。当日は、近代東京の映画館とその建築について語り合うトークイベントとサイレント映画『公衆作法 東京見物』の語り・生演奏つき上映を行います。

 毎回各界の著名人や専門家を講師・ゲストとして招き、さまざまなテーマのオープンカレッジを開催している「Park College」。第6回目となる今回は、戦前より多数の映画館を配し名作との出会いを提供して来た銀座・丸の内・日比谷地区の近代東京における映画や映画館と街の関わりを、当時の貴重な資料と共に映画の奥深さや街の魅力を紐解きながらご紹介いたします。
 クロストークでは「モダン東京と映画館」をテーマに、昨年『藤森照信のクラシック映画館』を上梓した建築史家の藤森照信氏と、歴史的な記録映像を通じて東京の風景を探索するとちぎあきら氏が、近代東京の映画館とその建築について語り合います。
 続く無声映画上映では、東京見物をする親子の視線を通して大正末期の東京を活写したユーモラスな映画『公衆作法 東京見物』(国立映画アーカイブ所蔵)を、活動写真弁士坂本頼光の語りと湯浅ジョウイチ氏の生演奏つきで上映します。
 50年前に建てられたソニービルの内装がところどころ残り、現代建築の遺構を垣間見ることのできるGinza Sony Parkで、昭和初期のモダン東京に触れ、まるで古き良き銀座にタイムトリップしたかの様な時間をご体験ください。

【Park College #06「モダン東京と映画館 シネマの街 銀座・丸の内・日比谷」開催概要】
開催日:2020年2月22日(土)
開催時間:14:00~17:00
会場:Ginza Sony Park PARK B4/地下4階
内容:14:00~15:00 クロストーク
   16:00~17:00 無声映画上映
(作品『公衆作法 東京見物』1926年/文部省/56分/サイレント/Blu-ray)
出演者:クロストーク:藤森照信(建築史家/建築家)・とちぎあきら(フィルムアーキビスト)
    無声映画上映:坂本頼光(弁士)・湯浅ジョウイチ(音楽伴奏)
参加費 :無料
     ※ 別途「"BEER TO GO" by SPRING VALLEY BREWERY」で
      ワンオーダー(500円/税込)をお願いします。
URL:https://www.ginzasonypark.jp/program/011/
SNS:@ginzasonypark (instagram, twitter, facebook) #ginzasonypark
共催:Ginza Sony Park / 国立映画アーカイブ
注意事項:・混雑時は、入場制限をさせていただく場合があります。
     ・その他詳細情報は Ginza Sony Park WebサイトおよびSNSよりご確認ください。


【出演者プロフィール】
■藤森照信 / ふじもり・てるのぶ(建築史家・建築家


1946年長野県生まれ。東京大学名誉教授、東京都江戸東京博物館館長。主要著書として『明治の東京計画』『日本の近代建築 上・下』(岩波書店)、『建築探偵の冒険 東京篇』(筑摩書房)、『藤森照信の茶室学』(六耀社)などがある。建築作品として〈神長官守矢史料館〉〈熊本県立農業大学校寮〉〈近江八幡ラ・コリーナ草屋根〉〈多治見市モザイクタイルミュージアム〉など。毎日出版文化賞、日本建築学会賞論文賞、日本建築学会賞作品賞、サントリー学芸賞などを受賞。



■とちぎあきら(フィルムアーキビスト)


ニューヨーク大学映画研究学部修了後、「月刊イメージフォーラム」編集長などを経て、2003年より15年間、東京国立近代美術館フィルムセンター(現・国立映画アーカイブ)研究員として、映画フィルムの収集・保管、保存・復元、貸与などのアクセス対応を行う。退職後はフリーランスの立場で、映像アーカイブ事業へのサポート、大学などを通した人材養成に関わるとともに、映画に記録された街のイメージと歴史との交錯に関心を寄せている。



坂本頼光 / さかもと・らいこう(活動写真弁士)


中学時代より活動写真弁士を志す。2000年に『鞍馬天狗』でデビュー後、映画館、寺社仏閣、寄席などに出演、これまでに説明した作品は約120本。2010年にアメリカの5大学で無声映画公演を行って以来、海外でも弁士を務め好評を博した。また、自作アニメーションの活弁や、声優としても活躍している。周防正行監督の『カツベン!』(2019年)では出演のほか主演の成田凌永瀬正敏の弁士指導を担当した。




■湯浅ジョウイチ / ゆあさ・じょういち(作曲・編曲、ギター)


1987年、東京国際映画祭でD・W・グリフィスの『国民の創生』の楽師を務めて以来、無声映画用音楽の復元や作・編曲等を行い、後に和洋楽団「カラード・モノトーン」を結成。近年はヨーロッパツアーも行う等、精力的に活動している。








【併催:国立映画アーカイブによるオープン展示「モダン東京と映画館 シネマの街 銀座・丸の内・日比谷」概要】
『淑女は何を忘れたか』 (1937年、丸ノ内松竹劇場公開) 国立映画アーカイブ所蔵

Ginza Sony Park 地下2階に繋がる、銀座・丸の内・日比谷を結ぶ東京メトロ銀座駅の地下コンコースでは、国立映画アーカイブがデジタル化した所蔵資料の中から、この地区にあった映画館・劇場の威容を貴重な資料写真6点でご紹介し、併せて1930年代のあでやかな映画ポスター4点をご覧いただきます。

この小展示を通して、映画の奥深さに触れていただきながら、古き良き銀座の街並みに思いを馳せてみませんか。

丸ノ内松竹劇場 国立映画アーカイブ所蔵

会場:東京メトロ銀座駅地下コンコース(Ginza Sony Park前)

期間:2020年2月10日(月)~2月23日(日)

料金:無料
主催:国立映画アーカイブ
URL:https://www.nfaj.go.jp/exhibition/moderntokyo/






Ginza Sony Parkについて】

Ginza Sony Park(銀座ソニーパーク)は、旧ソニービル設立当初からの「街に開かれた施設」というコンセプトを継承し、建て替え前に期間限定で開園した都会の中にある実験的な公園として、年間を通して驚きや遊び心が感じられる様々な体験型イベントやライブなどのプログラムを実施しています。地下に吹き抜けのある「垂直立体公園」です。2018年8月9日の開園からこれまでに500万人(※)を超えるお客様にご来園いただいています。※2019年11月30日時点

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