どのQRコード決済サービスが利用しやすいのか──。サービスが乱立するなか、こうした疑問を持つ人は多いと思う。MMD研究所が1月23日に発表した「2020年1月 スマートフォン決済利用動向調査」によると、もっとも多くの人に利用されているのはPayPay。しかし、28日に発表した「2020年1月 スマートフォン決済(QRコード)の満足度調査」で総合満足度1位を獲得したのは、「d払い」だった。
 

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 「2020年1月 スマートフォン決済(QRコード)の満足度調査」は、利用動向調査の結果で利用率が高かった「PayPay」「楽天ペイ」「LINE Pay」「d払い」「メルペイ」「au PAY」の利用者18~69歳の男女を対象に19年12月26日~20年1月5日の期間にインターネット上で実施した。

 PayPayは積極的にテレビCMWeb広告を掲出し、ユーザー目に入る機会を増やしたことから利用率はNo.1だった。一方、満足度No.1のd払いは公式サイトからの認知が最多。「ポイントがたくさんたまる」「普段使っているサービスポイントが連携しているから」など、ドコモユーザーへのメリットが多いことから支持を集めた。

 メインで利用しているQRコード決済サービスの満足度を「使える店舗の豊富さ」「ポイントの利用や貯めやすさ」「アプリデザイン、使いやすさ」「セキュリティの安心」「決済の連携の豊富さ」「キャンペーンやお得さ」「支払いのスムーズさ」「サービスブランドの信頼」「機能の豊富さ」の項目別で聞くと、総合満足度がもっとも高かったのは「d払い」で71.0%だった。特に「アプリデザイン、使いやすさ」「セキュリティの安心」「キャンペーンやお得さ」の評価は高く、6サービス中1位だった。

 また、「メインで使ってるサービスを家族や友人にオススメしたいかどうか」を10点満点の点数を付けてもらったところ、d払いは9~10点をつけた推奨者の構成比率から0~6点を付けた批判者の構成比率を差し引いたNPS(ネットプロモーター・スコア/顧客推奨度)が-9になり、もっとも高い結果となった。ユーザーは「携帯電話と一緒に連動して貯められる(60代・女性)」とオススメ理由を語る。なお、QRコード決済サービス全体のNPSは-18.2だった。

総合満足度1位のQRコード決済サービスは「d払い」だった