カリフォルニア州アルタデナにある渓谷「ルビオ・キャニオン」で、思わず息を呑むような救出劇が繰り広げられた。夫とハイキング中だった女性(69)が滑落し、急な斜面に辛うじて留まっていたところを地元の航空救難団が間一髪で救出したのだ。

カリフォルニア州ロサンゼルス北東にある高級住宅街パサデナから6.5キロ北に位置するルビオ・キャニオンは、都市部から近く気軽にハイキングが楽しめるとして人気の場所だ。ただトレイルは狭く岩場が多いため、ハイキング初級者には注意が必要なコースでもある。

そんなハイキングコースで今月25日の午後4時半頃、69歳の女性が滑落する事故があり、ロサンゼルス保安官事務所航空救難団エアレキュー5」が出動した。ヘリ到着時、女性は急な斜面から突き出した木の根っこにかろうじて捕まっている状態で、高度を下げたヘリが現場にゆっくりと近づいた。

この救助の様子は撮影されており、動画ではヘリからロープで吊るされた救急隊員が女性の数メートル下に身を構えている。するとその直後、女性が手を離して砂埃とともに斜面を滑り落ちていく。救急隊員は手を大きく広げており、女性を見事にキャッチするとそのまましっかりと抱え込んだ。風が強いため救急隊員はハーネスを女性に装着することができず、一度は平らな場所に降りて体勢を整えたようだが、その後安全な場所に落ち着いたということだ。

Fox News』によると、女性は軽い擦り傷のみだったため医師の診察を拒否、救急隊員とハグや写真撮影をした後、夫と一緒にハイキングを再開している。

この動画には、「危機一髪」「ホッとしたよ」「若いと思っても、身体は老いるってことだよ。自然を甘く見ると怖い」「軽い気持ちでハイキングに行ったんだろうね。軽装すぎるし」「自分の限界を知らないと」「救急隊員が無事で良かった。大変な仕事だよ」「よくやった」「自力で山を下りたの? トラウマになりそうだけど」「救助のコストって誰が払っているの? かなり高いはずだろう」「助かって良かった。危なかったね」「この場所は気をつけないと、ほんとうに足場が悪いんだ」といったコメントがあがっている。

画像は『FOX 11 Los Angeles 2020年1月25日付「Dramatic hiker rescue in Rubio Canyon」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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