2020年2月3日付(集計期間:2020年1月20日1月26日)の総合アルバム・チャート“HOT ALBUMS”では、King Gnuの『CEREMONY』が2週目の総合首位を獲得した。

 前週の同チャートでCDセールス、ダウンロード、ルックアップの3冠を果たして総合アルバム首位に立った『CEREMONY』。当週はポイントを落としてはいるものの、CDセールスは38,914枚で2位、ルックアップ2位、そしてダウンロードは7,576DLで1位となっており、バランスよくポイントを積み上げて総合首位となった。

 続いて、韓国のボーイズ・グループであるNCTのサブ・ユニット、NCT DREAMの日本公演記念ミニ・アルバム『THE DREAM』がCDセールスで大きくポイントを獲得し、総合2位に初登場。【NCT DREAM TOUR "THE DREAM SHOW" - in JAPAN】ツアーは、1月26日から東京国際フォーラムホールAでスタートしており、追加公演を含めると、全4会場、全7公演のツアーとなっている。

 そして3位には、MISIAの約7年ぶりとなるベストアルバム『MISIA SOUL JAZZ BEST 2020』が続いている。CDセールスで3位、ダウンロードで4位とセールス2指標でポイントを積み上げての総合3位となった。本作にはヒット曲の再録に加え、堂本 剛、マーカス・ミラー、ラウル・ミドン、MIYACHIとのコラボレーションによる新曲も収録されている。

 6位以下の動きでは、前週の本チャートの記事でも取り上げたビリーアイリッシュの『ホエン・ウィ・オール・フォール・アスリープ、ホエア・ドゥ・ウィ・ゴー?』がCDセールス45位、ダウンロード8位を記録し、総合18位にチャートイン。本作は初のトップ20入りとなった。前々週の53位から前週31位に、そして当週は18位と着実に順位を上げてきている本作。ビリーアイリッシュは、当週の集計期間以降である日本時間の1月27日に、【第62回グラミー賞】で<最優秀レコード賞>、<最優秀楽曲賞>、<最優秀アルバム賞>、<最優秀新人賞>の主要4部門を含む計5つの賞に輝いた。主要4部門を同じアーティストがすべて受賞するのは、1981年クリストファー・クロス以来、39年ぶり2度目になる。次週は、この結果によってさらに順位を上げてくることが予想される。


◎【HOT ALBUMS】トップ20
1位『CEREMONY』King Gnu
2位『THE DREAM』NCT DREAM
3位『MISIA SOUL JAZZ BEST 2020』MISIA
4位『ナチュラルストーリー』Natural Lag
5位『TravelerOfficial髭男dism
6位『0』Superfly
7位『ring A ring』鈴木愛奈
8位『すとろべりーねくすとっ!』すとぷり
9位『金字塔』Reol
10位『White White』XIIX
11位『Go with the Flow』木村拓哉
12位『まだいけます』阿部真央
13位『Sympa』King Gnu
14位『何なんw EP』藤井 風
15位『NEO PROPAGANDA上坂すみれ
16位『好きすぎてやばい。~告白実行委員会キャラクターソング集~』HoneyWorks
17位『東京』CY8ER
18位『ホエン・ウィ・オール・フォール・アスリープ、ホエア・ドゥ・ウィ・ゴー?』ビリーアイリッシュ
19位『ニュートンの林檎 ~初めてのベスト盤~』椎名林檎
20位『C3』Base Ball Bear

【ビルボード】King Gnu 『CEREMONY』が2週連続で総合アルバム首位 ビリー・アイリッシュ初のトップ20入り