吉野家の新CM「がっつく牛カルビ定食」篇に、EXILE / 三代目 J SOUL BROTHERSの岩田剛典が出演。無我夢中に牛カルビ定食に食らいつく印象的な姿を披露している。アーティストとして、俳優として幅広く活躍をしている中で、あまり“肉食系”なイメージのない岩田だが、実は「吉野家にはかなりの頻度でお世話になっている」のだという。2020年に芸能生活10年目を迎え、これから更なる活躍が期待される岩田に、自身の芸能生活と吉野家への愛について語ってもらった。

【写真】吉野家でインタビューを受ける岩田剛典

■ 「生きていてこんなことがあるのか」吉野家からのCMオファーに感動

――今回、吉野家の新CMに起用されると決まり、どのように思いましたか?

【岩田剛典】まさか生きていて、こんなことがあるのかと感動しましたね。吉野家って明治時代から120年続く歴史のあるお店、言ってしまえば説明不要なジャパニーズソウルフードじゃないですか。そんな伝統のある味を伝えるCMに、まさか自分が出演させていただくなんて…。いや~、学生時代から今に至るまで吉野家さんにはめちゃくちゃお世話になってきたので、こんな大役を担わせていただけるなんて光栄ですよ。いろんな世代の人に、改めてその魅力を伝えれたらなと思います。

――吉野家への思いが、アツいですね!

【岩田剛典】本当にかなりの頻度で利用していて、ずっとお世話になっているんです。僕、中学校、高校、大学と同じ場所で学生ライフを送ってきたんですけれど、駅と学校を結ぶ通学路に吉野家があったんです。だから、部活帰りに仲間と行くこともあれば、1人で「お腹が空いたな~」ってふらっと立ち寄ることもあって。もう本当に数えきれないほどの思い出があります。

――ずっとお世話になっているということは、今でも利用されてるんですか?

【岩田剛典】そうなんです。最近もね、実はかなりの頻度でデリバリーしていて、特に年末なんてガンガン頼んでましたよ(笑)。ちょうど今回のCMのお話をいただいたのが年末だったこともあって、あまりにもタイムリーだから「もしかしたらヘビーユーザーなのが知られているのかな?何かあるのかな?」って密かに思っちゃったくらいです(笑)。

■ 「食べたいものを好きなだけ」岩田流・吉野家の楽しみ方

――かなり吉野家を利用されているとのことですが、岩田さん流のオリジナルの食べ方があれば教えてください。

【岩田剛典】ご飯は少なめに、でもがっつり食べたいので、アタマの大盛にするか、別で牛皿を頼むことが多いです。あとは、自宅で食べる際も大根おろし をトッピングしたり、半熟卵を乗っけたり…。その日の気分によって、いろんな組み合わせの食べ方に挑戦できるのも吉野家の魅力ですね。

――いろんな楽しみ方をされているんですね。最後に、今回のCMを見て、改めて吉野家に興味を持った方にメッセージをお願いします。

【岩田剛典】今ってカラオケに始まり焼き肉まで、かなり “おひとりさまブーム”じゃないですか。一昔前までは抵抗のある人も多かった“ひとりラーメン”だって、抵抗なく行ける方が男女問わず増えただろうし。吉野家に関しても、今は女性が一人で入るのにも敷居が高くない場所だと思うんです。これだけ豊富なメニューですから、絶対に食べたいものを見つけられると思います。最近は定食メニューもかなり充実していて、もはや定食屋さんですから(笑)。ぜひ食べたいものを食べたい量だけ、楽しんでいただきたいです。

■ 芸能界デビューから10年目。幅広く活躍する中でモチベーションを保つ方法

1899年に創業し、昨年120周年を迎えた吉野家。その長い歴史の中で、吉野家は変わらぬ味を守りつつ、最近では吉野家史上初めて料理人監修メニューを提供するなど変化することにも挑戦してきた。この“変わらない部分を持ちながらも、変化しながら前へ進む姿勢”を求められるのはアーティストや俳優にも通ずるところだろう。“変化していくこと”、その中で“変わらないこと”について岩田はどのように捉えているのだろうか。

――最近はアーティスト活動だけでなく、俳優としての活躍も目覚ましい印象ですが、岩田さんはご自身の芸能活動の中で“変化”について、どのように考えていますか?

【岩田剛典】今年でデビューしてから10年目、節目の年ではあるのですが、あくまでも普段通りに仕事ができたらなと思っています。芸能界の先輩方の中には「10年目でやっと新人が終わる」とお話される方もいらっしゃって、ここからが勝負かなと。しっかり地に足を付けながら、自分の今後の人生を築いていかなきゃなと思います。

――なるほど。「10年目だし、新しいことをしてみよう」というわけではないんですね。

【岩田剛典】そうですね。新しいことの先に、自分の目指したいビジョンがあれば、どんどん挑戦していきたいなと思います。でも、今ぱっと思い浮かばないということは、きっと今までやって来たことが、自分の好きなことであり、今後のビジョンを築いていくにあたって必要なことだったんだなと思うんです。僕自身、仕事に対しては常に人生をかけて全力でやって来たので、10年目だからと気負うことなく、今後も変わらないスタンスでやっていきたいですね。

――10年経っても「常に全力」と言えるのは、すごいですね。どのようにしてモチベーションを保っているんですか?

【岩田剛典】最近になって、改めて友だちの大切さに気づかされています。芸能界って週休二日制でも、土日休みでもないから、友だちと会える時間ってかなり限られてしまう。でも、その合間を縫ってでも、友だちとの時間は作りたいですね。

――多忙な合間を縫ってでも時間を作ることが大切なんですね。

【岩田剛典】ここ数年、忙しい時期が結構続いちゃって「最後に息抜きをしたのっていつだろう」ってくらい煮詰まっちゃったこともありました。そういう時期に、仕事のことを考えずに過ごせる昔からの友だちに会ったら、すごくリフレッシュできて「自分のことを精神的に支えてくれてたんだな」って気づかされました。だから、学生時代に一緒に吉野家に行っていたような仲間と会う時間は、仕事を充実させるためにも大事にしたいんです。(東京ウォーカー(全国版)・於ありさ

EXILE / 三代目 J SOUL BROTHERSの岩田剛典