28日、兵庫県播磨西地区の40代男性の高校教諭が、3人の男子生徒に対しセクハラ行為をしていたとして懲戒免職処分を受けたことが判明。その行動にドン引きするネットユーザーが続出している。

 兵庫県教育委員会によると、この教諭は昨年6月から12月にかけ、顧問を務める部活動の際、体育館や車で試合の引率をした際、3人の男子生徒に対しズボンの上から股間を触った上、卑猥な発言をした。
 さらに、教諭は生徒に対し、「夜釣りに行こう。狙いは君や」とメッセージを送っていたことも判明。被害者の生徒が別の生徒に内容を話しているところを別の教諭が聞き、事態が発覚したのだという。

 40代の教諭は教育委員会の調査に対し、「冗談やスキンシップのつもりだった」などと話しているそう。男子生徒にとってみれば、実に取りたくないスキンシップだと思わるのだが。事態を重く見た兵庫県教育委員会は、この教諭を懲戒免職処分に。自身の欲求を満たす行動の代償はかなり大きなものになってしまった。

 教師にあるまじき行動に、「理由が苦しすぎる。ただ自分の欲求を満たしていただけだろ」「変態教師。懲戒免職処分は当然だと思う」など厳しい声が上がる。

 一方で、「こういう教師は自分らの頃にもいて、校長になっていた。時代が変わったという感じがする」「自分も柔道の授業で教師に抑え込まれ、股間を触られたことがある」という声も。
 そして、「兵庫県教育委員会の責任はどうなるのか。採用責任も問うべきだ」「兵庫の教師は問題行動が多い気がする。教育委員会もたるんでいるのでは」「教師の免許をなぜ剥奪しないのか。また別の地域で採用される可能性もあるのでは」と、教育委員会側の責任を問う声も多く上がった。

 男女問わず、教諭が生徒に対してその立場を利用するようなセクハラを行うことは、人の上に立つものとして不適切。厳しいとの声もあるが、懲戒免職処分は致し方ないだろう。

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