チェルシーは今夏にレスターイングランド代表DFベン・チルウェル(23)とアヤックスモロッコ代表MFハキム・ツィエク(26)の獲得を目指しているようだ。『ESPN』が伝えている。

来シーズンに向けて、多くのポジションで入れ替えが必要とされるチェルシー。その中で急務と考えられる左サイドバック補強や攻撃オプションの活性化を図るべく、フランク・ランパード監督が上記2人の選手にスポットを当てたようだ。

レスターの下部組織出身のチルウェルは2015年にトップチームに昇格しハダースフィールド・タウンFCにレンタル移籍後、レスターに復帰。今シーズンはここまで公式戦19試合出場1得点3アシストを記録している。ツィエクはFCトゥウェンテから2016年にアヤックスへ加入。今シーズンは18試合6ゴール13アシストしている。

現役のイングランド人で最高の左サイドバックとの呼び声が高いチルウェルは、ユーロ2020のイングランド代表メンバー入りが確実視されている一人。獲得できればチェルシーにとってアシュリー・コール以来の大きな戦力だが、移籍金に8000万ポンド(約110億円)程度かかることに加え、激しい争奪戦が予想されている。

一方ツィエクに関しては、チェルシーは当初ナポリベルギー代表FWドリエス・メルテンスの獲得を目指していたようだが、本人にクラブを離れる意思がなかったことから断念。代わりに白羽の矢が立ったツィエクは、こちらはマンチェスター・ユナイテッドも興味を持っているようだが、『ESPN』によればチェルシーが一歩前に進んでいるとのことだ。

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