メーガン妃の実父トーマス・マークルさん(75)がイギリスの朝番組『グッドモーニング・ブリテン』の生中継に出演し、インタビューに応じた。毒舌司会者ピアースモーガンスザンナ・リードが厳しい質問を投げかけたが、トーマスさんは父親として娘メーガン妃への変わらぬ愛情を伝え、画面を通して「会いたい」と呼びかけた。

カリフォルニア州に住むトーマス・マークルさんに生中継でインタビューをしたのは、ピアース・モーガンが司会を務める英番組『グッドモーニング・ブリテン』だ。モーガンのストレートな質問に対し、トーマスさんは「イギリスのメディアは人種差別をしていない」「裁判所で堂々と対面する心構えがある」などと答え、実の娘メーガン妃と孫アーチーくん、義理の息子ヘンリー王子と対面したいことを強く主張した。

王室離脱を宣言したメーガン妃が、イギリスのメディアから多くの批判を受けたことついて「信じ難いことだ。メーガンは人種のことでトラブルになったことは一度もない。イギリスはアメリカよりずっと自由主義な国だと思うし、娘が人種を理由にいじめられたとは思っていない」「彼ら(メーガン妃とヘンリー王子)は女王の心を傷つけたと思う。王室メンバーらの気持ちもね。国外へ出てイギリスで公務もするなんて、絶対に上手くいくわけがない。女王には本当に申し訳ないと感じ、当惑している」と明かしている。

モーガンの「もしメーガン妃がこの番組を見ていたとしたら、何を伝えたい?」という質問には、「愛している。対面して問題を解決しよう。彼女は長年私にとって最も近い存在だった。カレッジに行くまではね」と答え、ヘンリー王子には「今すぐ飛んで会いに来てくれ。話をしよう」と呼びかけた。

トーマスさんは2018年5月のロイヤルウエディングの前日以来、メーガン妃と直接話をしていないという。

「いつか必ず会える日が来ると願っている。彼らの王室離脱が問題を引き起こし、私がメディアに話す言葉も問題になる。現在の状態には本当にがっかりしている。祖父として孫にも、娘にも会えないなんて。」

メーガン妃は昨年、英紙『メールオンサンデー』が個人的な手紙を暴露したことに対して訴訟を起こしている。裁判所で証人出廷する可能性について、トーマスさんは“バトル”をする気はないとし「2人に会う機会となるなら、その場所が裁判所でもいいだろう」と答えた。

メーガン妃と個人的に連絡が取れなくなったトーマスさんは、こうしてメディアを通してメッセージを送ることだけが唯一の連絡手段という。「このインタビュー後、30日間に連絡がなければ、再度(インタビューに)挑戦するつもりだ。返信を待つのは30日間で十分。誰かからの連絡を待つために1人で黙ってリビングに座り、残りの人生を過ごすなんてまっぴらだ」とメーガン妃からの連絡を強く要望した。

画像は『Good Morning Britain 2020年1月27日付Twitter「‘I don’t think that she is being bullied in any way or any shape because of racism.’」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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