ベンフィカは29日、U-21ポルトガル代表FWジョタ(20)との契約を2024年6月30日まで延長したことを発表した。

新契約を結んだジョタは、公式サイトで以下のように喜びを語った。

「僕の心のクラブであるベンフィカと新たな契約を結べて幸せだ。2024年までここに残ることは僕にとって間違いなく良いことだ。僕はこれからもすべてのベンフィカサポーターを幸せにしたいと思っているよ」

“ジョタ”の愛称で知られるジョアン・フィリペは、ベンフィカの下部組織出身の右利きのウインガーポルトガル代表FWリカルド・クアレスマや利き足は異なるものの、ベンフィカ時代のポルトガル代表MFベルナルド・シウバを想起させるトリッキーなドリブルや創造性溢れるパス、シュートセンスを誇る新進気鋭のアタッカーだ。

2019年2月にトップチームに昇格したジョタは、今季ここまで公式戦17試合に出場し2ゴール3アシストを記録。また、ポルトガルの年代別代表ではU-17欧州選手権、U-19欧州選手権で同国の優勝に貢献。現在はU-21に選ばれている。

なお、ポルトガル『A Bola』によれば、ベンフィカは今回の新契約によって契約解除金を現行の3000万ユーロ(約36億円)から8800万ユーロ(約106億円)に引き上げたのこと。また、ジョタの年俸も現行の4万ユーロ(約480万円)から50万ユーロ(約6000万円)に大幅アップしたようだ。

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