講談社good!アフタヌーン」にて連載中の原作・井上堅二、漫画・吉岡公威(きみたけ)による漫画「ぐらんぶる」。5月29日(金)から公開される実写映画版では竜星涼と犬飼貴丈がW主演を務めることが決定し、ファーストビジュアル&特報映像が解禁された。

2018年放送のアニメ版でも裸を愛する男たちが活躍!

“主に衣装の面で絶対に映像化不可能”と言われてきた同作だが、公開されたファーストビジュアルはなんと、全裸の竜星と犬飼が水中に漂うというもの。さらに特報映像では、沖縄の離島で撮影された美しい海中の映像から一転、真っ裸の伊織(竜星)がキャンパスに。そこに同じく服を着ていない耕平(犬飼)まで現れ…と予告中で2人が一度も服を着ていない、衝撃的な映像になっている。

■ 漫画「ぐらんぶる」とは?

2014年4月から連載を開始した「ぐらんぶる」は、ダイビングサークルを舞台にした漫画ながら、なぜかほぼダイビングをしないという型破りな青春コミック。既刊14巻で440万部を突破しており、2018年7月から9月にかけてはアニメ化もされている。

大学への進学を機に海沿いの街で一人暮らしを始めた主人公・北原伊織は、酒と裸とスキューバダイビングを愛する屈強な男たちと出会う。ダイビングサークル「Peek a Boo(ピーカブー)」に加わった伊織は、彼らとのバカ騒ぎにのめり込んでいく。

■ 実写化決定で原作者が謝罪表明!?

2019年11月に映画化が発表された際には、「ぐらんぶるが映画化!?」「衣装はどうするんだ!」と総ツッコミを受けた同作。原作者の井上堅二からは、「協力してくれた関係者の皆様に感謝を、そして出演する被害者の皆様に心からの謝意を送ります」と謝罪表明が飛び出す事態に。そんな話題もあり、TwitterとYahoo!の検索ランキングではまさかの1位を獲得し、注目度の高さをうかがわせた。

■ 撮影は「来る日も来る日も裸。裸、裸、裸」

男子高出身で夢の大学生活を目指してきた新入生・北原伊織を演じる竜星は、「来る日も来る日も裸。裸、裸、裸。ん? 最初に想像していたイメージとはだいぶかけ離れてしまいましたが、かけがえのない裸の先輩と裸の相棒に出会うことができました」とコメント。

また、あるきっかけで伊織と衝撃的な出会いを果たす同級生・今村耕平を演じる犬飼も、「漫画アニメが大好きなので、漫画原作映画に携われたことを大変うれしく思います。ほぼ裸でしたが。沢山の素敵な出会い、撮影期間が夏だったので、かけがえのない夏の思い出ができました。ほぼ裸でしたが」と撮影を振り返った。

■ 北原伊織役・竜星涼コメント

青春ダイビング映画をつくるとオファーを受け、聞くと男2人のバディもの。2人を取り巻く友情や恋愛など、キラキラした大学生活を想像し、即オファーを受けました。それからの撮影期間とても濃厚な時間を過ごすことが出来ました。来る日も来る日も裸。裸、裸、裸。ん? 最初に想像していたイメージとは少し、いやだいぶかけ離れてしまいましたが、かけがえのない裸の先輩と裸の相棒に出会うことができました。

キラキラな青春ダイビング映画「ぐらんぶる」是非劇場でお確かめ下さい。何度もいいます。キラキラな青春映画です。

竜星涼 担当マネジャーコメント

はじめてオファーをいただいた時、最大のチャンスと最大のピンチが同時に来たなと思いましたが、彼なら全力でやり遂げると信じてお引き受けしました。竜星が文字通り体を張った作品なのでマネージメントも気合を入れて大ヒットを目指します! ただ、イベントに裸で出てくださいと言われたらどうしようと思うと怖くて眠れません…。

■ 今村耕平役・犬飼貴丈コメント

僕は漫画アニメが好きで、この仕事をしてる以上は漫画アニメ原作の作品に携わりたいと常々思っていました。この「ぐらんぶる」も漫画原作ということで携われたことを大変嬉しく思います。ほぼ裸でしたが。

それだけではなく、明るく楽しい現場、好きなことをさせてくれる監督、スタッフの方々、面白い共演者。沢山の素敵な出会い、撮影期間が夏だったということもあり、かけがえのない夏の思い出ができました。ほぼ裸でしたが。

夏と海という青春成分満載な映画で、男ってバカだな~というようなことばかりやってるので是非劇場に足をお運びください。

■ 犬飼貴丈 担当マネジャーコメント

この度は千載一遇のチャンスを頂き、参加を即断即決させて頂きました。僕が立ち会った撮影現場では裸、ポスター撮影でも裸、僕は服を着た犬飼をまだ見ておりません(笑)。ジュノンボーイから始まり、仮面ライダー朝ドラなど、今まで培った経験だけは身に纏い、犬飼は文字通り裸一貫頑張りました。皆様にも観て頂きたいと思い、今後は宣伝活動を頑張って参ります!

それにしても特報やポスター大丈夫かな。社長、申し訳ございません!!

■ エグゼクティブプロデューサー・関口大輔コメント

英勉監督からプロデューサーへの唯一の質問は、「振り切っていいですか?」という一言でした。もちろん、「振り切ってください。」と答えました。原作通り、主人公達はほぼ全編裸。さすがに竜星さんも犬飼さんも、ここまで裸の撮影が続くとは思っていなかったのではないでしょうか。でも、二人は最後まで嫌な顔ひとつせず全力・全裸で撮影に取り組んでくれました。私には二人がまるで原作から飛び出してきた伊織と耕平のように見えました。

原作を知らない方も原作ファンの方も楽しんでいただける、今まで見たことのない男の友情、青春コメディ映画となっています。2020年の初夏に、ぜひこの映画をご覧いただけたらと思います。(ザテレビジョン

映画「ぐらんぶる」ファーストビジュアル