ビジャレアルは30日、ドルトムントに所属するスペイン代表FWパコ・アルカセル(26)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2025年6月までで、移籍金はドイツ『キッカー』によればボーナス込みで3000万ユーロ程とのことだ。

22018年8月にバルセロナから2300万ユーロの移籍金でドルトムントに加わったアルカセルは加入直後からゴールを量産して、ブンデスリーガ26試合で18得点を記録。今シーズンもここまでリーグ戦11試合5ゴールの成績を残しているが、昨年9月以降から不発が続いており、出場機会が減少していた。

さらに、ドルトムントは今冬にザルツブルクで公式戦22試合28ゴールと圧倒的な数字を残したノルウェー代表FWアーリング・ハーランドを獲得。その影響で、出場機会がさらに減ると予想されており、今夏に行われるユーロ2020の代表入りを目指して出場機会を求め、ドルトムント退団を希望している状況だった。

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