マンチェスター・Uは30日、スポルティングからポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスを完全移籍で獲得したことを発表した。

 契約期間は2025年6月末までとなっており、1年の契約延長オプションが付帯している。また、イギリスメディア『BBC』によると、移籍金はベースの5500万ユーロ(約66億円)にインセンティブが加わる形となり、総額は最大で8000万ユーロ(約96億円)となる模様だ。

 現在25歳のB・フェルナンデスはボアヴィスタの下部組織出身で、イタリアの複数クラブを経て、2017年夏にスポルティングに加入した。昨シーズンは公式戦53試合に出場して32ゴール18アシストを記録。今季はここまで公式戦28試合に出場し、15ゴール14アシストを記録していた。活躍を受けて、2018年と2019年にポルトガル最優秀選手賞を2年連続で受賞した。また、ポルトガル代表としては19キャップを記録している。

 B・フェルナンデスは移籍に際し、マンチェスター・Uのクラブ公式サイトを通じて次のようにコメント。名門再建への意気込みを語った。

「僕のマンチェスター・Uへの愛は、クリスティアーノ・ロナウドがプレイするのを見ていたときから始まっていた。そのとき以来、僕はこの偉大なクラブの大ファンだ。僕にとって、マンチェスター・Uでプレイするのは信じられない感じがするね。この瞬間のために努力を続けてきた。ファンには、クラブの成功とトロフィーのために、このバッジにすべてを捧げると約束するよ」

スポルティングからマンチェスター・Uへと完全移籍したB・フェルナンデス [写真]=Getty Images