17日間で6試合を行う過密日程のなか、シーズン途中加入の南野をスタメン起用か

 リバプールの日本代表MF南野拓実プレミアリーグ初先発の可能性が浮上。「ユルゲン・クロップ監督は、17日間で6試合を行うなかでオプションを検討している」と英地元紙「リバプールエコー」が伝えた。

 リバプールは現地時間1月29日、順延となっていたプレミアリーグ第18節ウェストハム戦を2-0で制し、今季プレミアリーグに所属する全チームに勝利。23勝1分と無敗を継続し、勝ち点70という圧倒的な成績を残すに至っている。

 ただ、リバプールは昨年12月にFIFAクラブワールドカップを制したこともあって日程がタイトになり、現在は順延開催のウェストハム戦を含めて、17日間で6試合を行う厳しいスケジュールの真っ只中。2月1日に行われるプレミアリーグ第25節サウサンプトン戦は、6試合中の5試合目となり、疲労が溜まった状態で試合に臨まなければならない状況だ。

 ウェストハム戦では右サイドバックのイングランド代表DFトレントアレクサンダーアーノルドが途中交代し、欠場の可能性もある。他にも多くの選手がコンディションに問題を抱えており、「リバプールエコー」紙は「クロップ監督がオプションを検討している」と主張している。

 そこで前線の一角として注目されるのが南野だ。サウサンプトン戦はセネガル代表FWサディオ・マネの欠場が濃厚で、ベルギー代表FWディヴォック・オリギも「フィットネスに疑いがある」状態。またスイス代表MFシェルダン・シャキリも「完全にフィットネスが戻ったとしても、ほぼ確実にスタートからは考えられない」と伝えられたようで、南野が先発出場を果たす可能性が高まっているという。

プレミアリーグでの初先発への機会は開かれている」と称された南野は、サウサンプトン戦でスターティングメンバーに名を連ねることになるのだろうか。(Football ZONE web編集部)

サウサンプトン戦で先発の可能性もあるリバプールMF南野【写真:Getty Images】