会員制の任天堂食堂。お店を愛する人たちからそう呼ばれていた飲食店「84」(はし)が、2020年1月31日(金曜日)を最後に閉店し、多くの常連たちが惜しんでいる。

この84は約5年前にオープン。経営は、かつて任天堂でゲームを評価するスーパーマリオクラブを担当していた橋本氏で、お店の場所は完全に非公開。来店客にもお店の場所をSNSなどに公開しないようお願いしていた。











店内にはレジェンドともいえるゲーム関連のレアグッズや開発資料などを展示。たとえば、作曲家・近藤浩治氏が書いたファミコン版「スーパーマリオブラザーズ」の地上BGMの楽譜が飾られていた。

また、多くのゲームクリエイターが訪れる憩いの場としても知られており、お店にはカリスマ的ゲームクリエイターのサインやイラストなどが展示され、訪れる人たちを感動させていた。そのようなレジェンド的アイテムが数多くこの店にあるのも、橋本氏の人徳があるからこそ。










ちなみに、84では京都で有名なラーメン屋「本家 第一旭 たかばし店」公認のラーメンを食べることができ、それを食べるために84を訪れる人が多くいた。また、橋本氏が手作りしてくれる出し巻き玉子も人気だった。

2020年1月31日を最後に営業を終えた84だが、橋本氏は人とのつながりを大切にし、そしてサプライズな展開でワクワクさせてきた人物。今後も新たな仕かけ(!?)を考えているかもしれない。84に通っていたひとりは「84の料理を作り続けてきた歴代のシェフにも感謝したい」と話していた。



もっと詳しく読む: 会員制の任天堂食堂「84」が閉店 / ゲームクリエイターの憩いの場だった聖地(東京メインディッシュ) https://main-dish.com/2020/02/01/nintendo-of-84/

店名: 84(はし)
住所: 秘密
時間: 秘密
休日: 秘密

Photo: Writer