■ポップアップルーフ化で2人の就寝が可能

キャンピングカー業界では、新型車が出てからあまり時間が経っていないのに、新型車ベースのキャンピングカーや簡易キャンパーが続々と登場としています。ミニバンやワゴンはもちろん、最近ではSUVや軽乗用車まで多岐にわたっています。

トヨタから発売されたばかりの大型高級ワゴン(ミニバン)であるグランエースも例に漏れません。大手キャンピングカービルダーであるトイファクトリーは、「ジャパンキャンピングカーショー2020」において、コンセプトモデルの「アーバン・キャンパー」を発表しました。

詳細画像はこちら トイファクトリーのコンセプトモデル「アーバン・キャンパー」

「日常からロードトリップへ」を掲げたグランエースの「アーバン・キャンパー」は、6人乗り/8人乗りを設定する同モデルの特徴である余裕の室内空間や快適装備はそのままに、新たにポップアップルーフが装備され、ルーフ上に大人2名が就寝できるベッドルームが確保されています。

詳細画像はこちら トイファクトリーの「アーバン・キャンパー」

さらに、量産モデルでは、フルフラットシートや回転シートを備えるシートレイアウトも展開予定だそう。利便性を損なうことなく車中泊機能を追加することで、グランエースでの旅の楽しみを広げられるモデルに仕上げられます。ベース車両はトヨタ グランエース「Premium/G」。発売時期は2020年5月初旬~(予定)。価格は未定となっています。

(塚田勝弘)

トヨタ「グランエース」ベースのコンセプトモデルが登場【キャンピングカー最前線】(http://clicccar.com/2020/02/02/952093/)