期限終了間際にナイジェリア代表FWイガロを獲得も、ネビル氏は「不十分」と主張

 マンチェスター・ユナイテッドは、冬の移籍市場で手薄な前線にナイジェリア代表FWオディオン・イガロを緊急補強した。しかし、チームのずさんな補強プランに、クラブOBのギャリー・ネビル氏は「不十分」と苦言を呈している。英衛星放送局「スカイスポーツ」が報じた。

 ユナイテッドストライカー不足については、昨夏にはすでに課題として指摘されていた。夏の移籍マーケットでベルギー代表FWロメル・ルカクとチリ代表FWアレクシス・サンチェスインテルに放出した一方で、目立った補強はなし。イングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードを軸に、フランス代表FWアンソニー・マルシアル、18歳U-21イングランド代表FWメイソン・グリーンウッドなど少数精鋭となった。

 移籍したルカクに関しては、すでに昨季の時点で退団の意向をクラブに伝えている。今冬の移籍市場では最終的にプレミアでの実績を持つイガロを中国から緊急補強する形になったが、ネビル氏はユナイテッドがFW不足の事態に対処するための時間はあったはずだと指摘する。

「残念ながら私がクラブを救うことはできない。ロメル・ルカクは数週間前、我々に言った。彼は去年の2月か3月にはクラブから離れることを伝えていたと。策を練り、ストライカーと契約するための時間は9カ月もあった。それなのに、彼らはデッドラインデーに必死になってようやく動いた」

 ネビル氏はユナイテッドの補強プランに問題があると指摘した。

 近年大型補強を進め、中盤やDFラインにはタレントを揃えているがアタッカー陣では不発に終わる選手も多数。ネビル氏も「(ラダメル・)ファルカオや(アンヘル・)ディ・マリア、まだ若かった(メンフィス・)デパイなどの選手もいたが、FWのポジションで獲得した選手たちはピッチ上では不十分だった」とクラブの補強に苦言を呈した。

 イガロの緊急補強で穴埋めを行ったユナイテッドだが、今季終了までのローン移籍で、場当たり的な補強に映ることは否定できない。来夏の移籍市場では再びストライカーの獲得に動くことになるのだろうか。(Football ZONE web編集部)

ユナイテッドOBネビル氏がずさんな“補強プラン”に苦言【写真:Getty Images】