アタランタは2日、セリエA第22節でジェノアをホームに迎え、2-2で引き分けた。

前節トリノ戦ではイリチッチのトリプレッタなど計7発の粉砕劇で圧勝した5位アタランタ(勝ち点38)は、4位ローマを1ポイント差で追う中、3トップにイリチッチ、アレハンドロゴメス、D・サパタを据えた。

19位ジェノア(勝ち点15)に対し、立ち上がりから仕掛けたアタランタは12分に先制する。右CKからニアサイドのD・サパタがヘッドで逸らし、ファーサイドのトロイが頭で押し込んだ。

しかし18分、ハテボエルがボックス内でデ・シルベストリを倒してPKを献上。これをクリーシトに決められ、同点とされてしまった。

その後、攻めあぐねたアタランタは33分に逆転を許す。自陣ボックス付近でデ・ルーンがボールをロストした流れから、最後はサナブリアにダイビングヘッドを叩き込まれた。

それでも2分後、アタランタが試合を振り出しに戻す。ボックス左からD・サパタの入れたクロスをイリチッチがダイレクトで蹴り込んだ。

2-2で迎えた後半、アタランタがボールを握る展開で推移するもシュートには持ち込めずにいると、62分にマリノフスキーを投入。すると71分、ショートコーナーから決定機。しかし、ディムスティがヒールでうまく合わせたシュートはGKペリンのファインセーブに阻まれてしまう。

82分、ベーラミに2枚目のイエローカードが提示されて10人となったジェノアに対し、終盤にかけて勝ち越しゴールに迫ったアタランタだったが、GKペリンの好守にも阻まれて2-2のままタイムアップ。1ポイントを積み上げ、ローマに勝ち点で並び4位に浮上している。

サムネイル画像