Synology(本社・台湾)は1月31日、スケーラブルで高性能なストレージシステム「Synology SAシリーズ」の新モデルとして、1台のデバイスで最大のシステム可用性を提供する「SA3200D デュアルコア コントローラ ストレージシステム」を発売すると発表した。

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 SA3200Dは、アクティブ/パッシブコントローラ設計により、あらゆるレベルでハードウェアの冗長性を提供し、1カ所の故障でシステム全体が停止してしまうような事態を防止する。デュアルストレージコントローラが自動フェイルオーバーを提供し、ホットスワップ可能なアーキテクチャーはビジネスクリティカルなサービスを常に稼働させ、実行できるようにする。共有ストレージ設計と最大500TBまで拡張可能なアーキテクチャーにより、総所有コスト(TCO)を削減する。

 IT部門による導入が容易で、企業向けの包括的なデータ保護ツールを使用して運用を大幅に簡素化する。また、一元管理されたバックアップソリューションで、VMware、Windows Server仮想マシン、Windowsエンドポイント、Office 365G Suiteアカウントを保護する。1つのコンソールからすべてのバックアップタスクを管理し、柔軟なリカバリー方法で即座にデータを復元する。

 Synology Snapshot ManagerをVMwareとWindowsと統合することで、アプリケーション整合性のあるデータ保護を実現する。Snapshot Replicationを使用すると、共有フォルダーとLUNにある他のすべてのワークロードの保護が可能となる。