バルセロナの神童U-21スペイン代表FWアンス・ファティ(17)がまたしても新たな記録を作った。

ファティは2日に行われたラ・リーガ第22節のレバンテ戦に先発出場。すると30分、FWリオネル・メッシのスルーパスに抜け出して、GKの股を抜く冷静なシュートで先制点を奪うと、その1分後にもメッシからのパスを受けて、ボックス左から再びGKの股を射抜いて2ゴールを決めて、2-1での勝利に導いた。

これにより、リーガ史上最年少(17歳94日)での1試合2ゴールを記録したが、2019年8月に16歳295日でデビューして以降、様々な最年少記録を塗り替えている。

バルセロナ史上最年少ゴール
16歳304

2019年8月31日ラ・リーガ第3節のオサスナ戦で途中出場し、メジャーリーグサッカー(MLS)のモントリオール・インパクトに所属する元スペイン代表MFボージャン・クルキッチの17歳53日の記録を更新。

バルセロナ最年少CL出場者
16歳321

2019年9月17日にグループリーグ第1節のインテル戦で先発出場し、ボージャン・クルキッチの17歳と22日の記録を更新。

◆CL最年少ゴール
17歳40日

2019年12月10日にグループリーグ第6節のインテル戦で途中出場し、元オリンピアコスのピーター・オフォーリ=クエイ氏が持っていた17歳195日の記録を更新。

ラ・リーガ最年少複数得点
17歳94日

2020年2月2日ラ・リーガ第22節のレバンテ戦で、30分、31分にゴール。大エース、リオネル・メッシからの2アシストはこの先の活躍にも光か。

ちなみに、CL史上最年少でのハットトリックは元スペイン代表FWラウール・ゴンザレス氏が1995-96シーズンのフェレンツ・ヴァーロシュ戦で記録した18歳114日。今シーズン中にファティがハットトリックを記録すれば、また新たな記録樹立となる。

よりレベルが上がる決勝トーナメントにおいてハットトリックを達成するのは至難の業だが、果たして記録更新なるだろうか。バルセロナは25日にアウェイでナポリとラウンド16の1stレグを、3月18日にホームで2ndレグを戦う。

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