2020年4月10日(金)~4月18日(土)東京・日本青年館ホール、4月24日(金)~26日(日)愛知・常滑市民文化会館、2020年5月1日(金)~6日(水・祝) 大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WWホールにて上演される『舞台「デュラララ!!」~円首方足の章~』。本公演の未公開だった8名のキャラクタービジュアルが解禁された。

今回新たに公開されたのは、門田京平(君沢ユウキ)、遊馬崎ウォーカー(大谷誠)、狩沢絵理華田上真里奈)、渡草三郎(影山達也)、矢霧波江(夢月せら)、矢霧誠二(吉高志音)、張間美香(髙石あかり)、サイモン・ブレジネフ髙木俊)の8名。舞台を彩る彼らがどんな物語をみせてくれるのか、期待が高まる。

門田京平(君沢ユウキ) (C)成田良悟/KADKAWA/舞台「デュラララ!!」製作委員会

門田京平(君沢ユウキ) (C)成田良悟/KADKAWA/舞台「デュラララ!!」製作委員会

遊馬崎ウォーカー(大谷 誠) (C)成田良悟/KADKAWA/舞台「デュラララ!!」製作委員会

遊馬崎ウォーカー(大谷 誠) (C)成田良悟/KADKAWA/舞台「デュラララ!!」製作委員会

狩沢絵理華(田上真里奈) (C)成田良悟/KADKAWA/舞台「デュラララ!!」製作委員会

狩沢絵理華田上真里奈) (C)成田良悟/KADKAWA/舞台「デュラララ!!」製作委員会

渡草三郎(影山達也) (C)成田良悟/KADKAWA/舞台「デュラララ!!」製作委員会

渡草三郎(影山達也) (C)成田良悟/KADKAWA/舞台「デュラララ!!」製作委員会

矢霧波江(夢月せら) (C)成田良悟/KADKAWA/舞台「デュラララ!!」製作委員会

矢霧波江(夢月せら) (C)成田良悟/KADKAWA/舞台「デュラララ!!」製作委員会

矢霧誠二(吉高志音) (C)成田良悟/KADKAWA/舞台「デュラララ!!」製作委員会

矢霧誠二(吉高志音) (C)成田良悟/KADKAWA/舞台「デュラララ!!」製作委員会

張間美香(髙石あかり) (C)成田良悟/KADKAWA/舞台「デュラララ!!」製作委員会

張間美香(髙石あかり) (C)成田良悟/KADKAWA/舞台「デュラララ!!」製作委員会

サイモン・ブレジネフ(髙木 俊) (C)成田良悟/KADKAWA/舞台「デュラララ!!」製作委員会

サイモン・ブレジネフ(髙木 俊) (C)成田良悟/KADKAWA/舞台「デュラララ!!」製作委員会

 

さらに、舞台「デュラララ!!」製作委員会と原作者の成田良悟よりコメントが届いた。

舞台「デュラララ!!」製作委員会 コメント

ーーサイモン・ブレジネフのキャラクタービジュアルについて

日頃より舞台「デュラララ!!」を応援いただきまして誠にありがとうございます。
今回の舞台化にあたりキャラクタービジュアルについて主催と原作の成田良悟先生とで協議を行い、作品の世界観を大切にしながらも役者本人の持つ個性も尊重する形で決定いたしました。
生身の俳優が演じることで作り上げられていく舞台版「デュラララ!!」をお楽しみいただけますと幸いです。

原作者・成田良悟 コメント

ありがたい事に、「デュラララ!!」は海外でも広く小説やアニメが翻訳されており、多くの国で展開させて頂いている作品となりました。
多くの国籍や人種の方々に届く時代にあたり、この舞台もより多くの方々に楽しんで頂けるよう、スタッフ・キャストの皆さんも日々研鑽を続けておられます。

舞台化にあたり、原作小説においてアフリカロシア人であるサイモンの肌の色をどうするか、という話を聞かれた時、私は「『デュラララ!!』のストーリーにおいて、育った環境や友人関係がストーリーと関わる事はありますが、今回の舞台のストーリー上、生まれ持った身体的特徴や民族性がストーリーと深く関わるキャラクターは、デュラハンという種族であるセルティ・ストゥルルソンのみです(平和島静雄の怪力は後天的なものです)。
サイモンの重要な点は人種ではなく『ロシアから来た』という経歴ですので、サイモンを日本人の方が演じる事についても問題ありませんし、逆に言うとどのような国籍・人種の方が演じて頂いても問題ないものと考えております。
故に、サイモンを演じて下さる役者さんの肌の色をメイクによって小説やアニメのキャラクターに合わせる必要はございません」と自分の考えを述べさせて頂きました。

もちろんこれは、「デュラララ!!」以外の様々な舞台の演出や役者の方々に押しつける意見ではありません。あくまで私個人の意見として回答させて頂き、それを反映して頂いた形となります。
肌を敢えて濃く塗るメイクをブラックフェイスとして快く思わない方が存在する一方で、肌の色を変更することをいわゆるホワイトウォッシュだという声があるのも事実です。しかし、この私個人のコメントの背景には、その両方の意味合いなどは一切無いという事はお伝えしておきます。

仮に海外に舞台「デュラララ!!」が広く展開した場合、日本人のキャラクターを演じる事に国籍人種民族を問う事はありませんし、原作では黒髪のキャラクターを演じるからと言って、必ずしも髪の毛を黒く染める必要はありません(コスプレなどで敢えて染めたいという方のお気持ちを否定するものでもありません)。
デュラララ!!」という物語の本質として大事にして頂きたいのは、キャラクターが作品に至るまでに――そして作品の中でもリアルタイムで積み上げられていく心の繋がりですので、何卒ファンの皆様には御理解頂ければ幸いです。