CLのグループステージで対戦し、1ゴールを挙げる

 スペインの強豪バルセロナでスポーツ・ディレクター(SD)を務めるエリック・アビダル氏は、来季の補強としてイタリアセリエAの強豪インテルからアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスを獲得することに自信を見せている。スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」が報じている。

 ムンド紙に対してアビダルSDは「現状では予算が確定していないので、それが難しければ別の選手を考えることになる。しかし、ラウタロは世界でもそのポジションでトップ5に入る存在だと考えている」と、高評価を与え、「そのシーズンに対して最高のチームを作り上げることが重要だ。彼の獲得は決して不可能ではないと思っている」と、新戦力としての補強に自信をのぞかせている。

 ラウタロはインテルで「10番」を背負い、今季のUEFAチャンピオンズリーグバルセロナと直接対決。昨年10月3日のグループステージ第2節(1-2)で、カウンターから鋭い突破を見せてゴールを決めた。これによって、バルセロナが獲得に興味を示したと報じられる機会が増えた。

 インテルは今季中にラウタロと新たな契約解除条項の金額を設定した契約延長を結びたがっているが、その交渉は進展していないとも報じられている。アビダル氏には現在、身辺でチームの輪を乱したという騒動も勃発しているが、バルセロナがラウタロに注目していることは間違いがなさそうだ。(Football ZONE web編集部)

インテルFWラウタロ・マルティネス【写真:Getty Images】