バルセロナは5日、バルセロナBに所属する日本代表FW安部裕葵が右モモの大腿二頭筋断裂のため、同日にラッセ・レンパイネン医師執刀の下で手術を受けることを発表した。

安部は、2日に行われたセグンダB(スペイン3部)第23節のプラート戦に68分から途中出場。しかし、79分にドリブル突破を試みた際に右太もも裏を抑えながら転倒し、プレー続行不可能に。その後、チームスタッフの力を借りながら、ピッチを去った。


バルセロナは当初、安部のケガについて右足ハムストリングの負傷と伝えていたが、4日に行われた精密検査で右モモの大腿二頭筋断裂が発覚。検査後、安部はメディカルスタッフに伴われ、フィンランドへ向かい、5日にレンパイネン医師の手で手術を行うという。

なお、離脱期間に関しては手術後に改めてアナウンスされる予定だ。

今夏に鹿島アントラーズからバルセロナに加入した安部は、これまでバルセロナBで公式戦20試合に出場し4ゴールを記録。5日に発表されたチャンピオンズリーグ(CL)の決勝トーナメントへ臨むメンバーリストにも名を連ねていた。
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