2月3日(月)に発売された「週刊少年ジャンプ」に掲載されている、『僕のヒーローアカデミア』の登場人物「志賀丸太」の名前をコミックス収録時に変更する件について、集英社が謝罪文を掲載しました。

 

本キャラクターについて、「過去の悲惨な歴史の記憶を想起させるとのご指摘を、中国をはじめとする海外の読者の方々から多くいただきました」

 

「『志賀(しが)』は他の登場人物名の一部から、『丸太(まるた)』はその外見から命名したもので、過去の歴史と重ね合わせる意図は全くありませんでした」と説明。

 

その上で、「事前に編集部が表現について十全な検討を行うべきでした。深くお詫び申し上げます」と謝罪し、作者・堀越耕平先生も「読者のみなさんを傷つける意図は全くありませんでした。心からお詫びいたします」とコメントを寄せられています。

 

 

 

本件は、“志賀丸太”という名前についてSNSで様々な意見が飛び交っており、コミックス収録時に名前を変更すると発表していたもの。

 

今後の対応については「今回の問題を真摯に受け止め、当該キャラクター名を、紙版においてはコミックス収録時に、電子版においてはすみやかに変更いたします」と説明。

 

謝罪文は「今後、このような事態を起こさないよう、様々な歴史と文化への理解を深める努力を続けるとともに、多くの人々の気持ちに寄り添いながら、皆様に愛される漫画をお届けしてまいります」と締めくくられています。

 

 

週刊少年ジャンプ編集部」

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『ヒロアカ』集英社が登場人物“志賀丸太”の名前変更の件を謝罪「表現について十全な検討を行うべきでした」