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ビリーアイリッシュの『bad guy』が日曜ドラマ『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』(読売テレビ制作・日本テレビ系)の主題歌に決まった時は、主演の横浜流星が「これは凄い事になった」と感情を高ぶらせたものだ。そのビリーアイリッシュ1月27日(日本時間)に開催された第62回グラミー賞授賞式で、史上最年少18歳にして5冠を達成した。しかも『bad guy』は最優秀楽曲賞に選ばれたのである。それによって『シロクロパンダ』に好影響が期待されるなか、逆にドラマから彼女の存在を知った人も少なくないようだ。

全米シングル・チャート1位を記録したヒット曲『bad guy』が同ドラマの主題歌として発表された昨年12月17日、ヒロイン・ミスパンダ役の清野菜名は「曲の雰囲気で自分の役のイメージがバシッと決まりました」とコメントした。

そして主人公のメンタリスト・森島直輝役の横浜流星は「これは凄い事になったな」と驚きつつ、「一度聞いたら忘れられないメロディ」がドラマの世界観とマッチするようだと期待を膨らませていた。

2020年1月12日から『シロクロパンダ』がスタート、2月2日には第4話が放送された。ビリー・アイリッシュのグラミー賞5冠達成もあってTwitter上でその話題が盛り上がるかに思われたが、意外に知られていないようである。

「グラミー賞で色々と賞をとり ビッグタイトルを総なめしたらしい。bad guyという曲 何か聞いたことあるな と思ったらパンダのドラマで使用されてました」や「ビリーアイリッシュを よく知らなかった私は 曲を聴いて あ パンダ って 思ってしまいました すいません」といった声が少なくない。

従来のファンが「パンダのドラマによってビリーのにわかが増えていく」、「パンダは笑うの主題歌で初めてビリー知ってライブ行こってなる人がいてそうでやだ。なんかやだ笑」と複雑な思いをつぶやく一方で、「ビリーアイリッシュパンダ主題歌で初めて聴いてめちゃくちゃかっこいいって思ったけど、こんなすごいとは知らんかった」、「パンダのドラマでお母さんがビリーにハマった」などの反響もあった。

『シロクロパンダ』ではテレビディレクター神代一樹(要潤)が森島とミスパンダの関係に気づくなど急展開を見せるなか、ドラマの合間でビリーアイリッシュbad guy』のテレビCMもオンエアされており、相乗効果が期待される。

画像は『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。【公式】 2020年1月12日付Instagram「いよいよ!!このあと夜10時30分、「#シロクロ」初回放送」』『BILLIE EILISH 2020年1月28日付Instagram「FIVE ARE YOU KIDDING」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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