CONMEBOLプレオリンピック大会の決勝ラウンド第2節が6日に行われ、U-23アルゼンチン代表とU-23コロンビア代表が対戦した。

 決勝ラウンドの上位2チームに東京オリンピック出場権が与えられる同大会。初戦でU-23ウルグアイ代表に3-2で勝利していたU-23アルゼンチン代表は、U-23ブラジル代表と引き分けていたU-23コロンビア代表と対戦することとなった。

 前半は両チームチャンスを生かすことができず、スコアレスで終了。後半に入ると50分、アグスティン・ウルシがペナルティエリア手前から左足を振り抜く。強烈なシュートがネットを揺らし、U-23アルゼンチン代表が先手を取った。

 先制点から3分後にはネウエン・ペレスがヘディングシュートを沈め、U-23アルゼンチン代表が追加点を奪う。67分にエドウィン・セトレにPKを決められU-23コロンビア代表に1点を返されると、69分にはウルシレッドカードで退場となりU-23アルゼンチン代表は数的不利に。それでも、最後まで集中を切らすことなく試合を進め、このままタイムアップ。U-23アルゼンチン代表が2-1で勝利した。

 第2節のもう1試合、U-23ブラジル代表とU-23ウルグアイ代表の一戦は1-1のドローで終了。この結果、2連勝を飾ったU-23アルゼンチン代表が東京行きの切符を確保した。3チームが残りの1枠をかけて最終節に挑む。現在2位のU-23ブラジル代表はU-23アルゼンチン代表と、U-23コロンビア代表はU-23ウルグアイ代表と、それぞれ9日に対戦する。

【スコア】
U-23アルゼンチン代表 2-1 U-23コロンビア代表

【得点者】
1-0 50分 アグスティン・ウルシU-23アルゼンチン代表)
2-0 53分 ネウエン・ペレスU-23アルゼンチン代表)
2-1 67分 エドウィン・セトレ(PK/U-23コロンビア代表)

U-23アルゼンチン代表の東京五輪出場が決定 [写真]=Getty Images