2020年、大都市では広域で再開発ラッシュが起こっている。超高層ビルが立ち並び、クリーン街づくりが進む一方、都会の街は夜になると顔を変え、大麻や殺傷事件など物騒な話題が世間を騒がせた。そんなヤバいニュースのさらなる裏側や、ニッチだが知っておきたい闇情報を、夜の街のプロフェッショナルから総ざらいする!

◆<名古屋>殺人、薬物、老人の性。アングラな街で起こった驚愕事案

 名古屋在住歴25年になるラッパーの呂布カルマ氏が注目するのは、2019年5月に栄の路上で起こった殺人事件。

「栄の女子大小路という歓楽街で、元ヤクザが元ヤクザを刺殺したんです。一部始終の動画がSNSアップされて凄惨でしたね」

 殺人現場からほど近い池田公園には、アジア人のキャッチが常時20人ほど立っている。

外国人パブやクラブも多いけど、若者は同じ栄でも錦や住吉に行っていて、女子大は30代後半以降が行く取り残された街。モラルがあるから大ごとにはならないだけで、薬物がまん延しています」

 さらに名古屋外国人LGBT、性風俗に優しい街だと呂布氏。

「80歳のおじいさんゲイバーカウンターの中で“殉職”して、事故物件化した店を自分のレーベルスタジオに改造したんですが、性に関心を持ち続ける老人が多いのが特徴。栄の風俗嬢のイベントでなぜか俺も物販を出したら、隣の風俗嬢の“10秒ハグ”に60代の男が行列を成していて『半年はこれで頑張れる』と絶妙ないい顔をしてました」

 都心が規制の憂き目に遭うなかで、夜の輝きを鈍く放っている。

◆<夜の名古屋ニュースランキング

1位 ヤクザの刺殺事件がSNSで大拡散
人通りが多いなかでの刺殺事件。歌舞伎町のホスト殺傷事件と同じくSNSで現場の様子が広がった。「山口組弘道会の本拠地は新栄だけど、本物のヤクザはちゃんとしている」と呂布氏。

2位 栄・女子大のクラブは薬物の温床に
セキュリティがないため、ドラッグ好きにとっては遊びやすい街。

3位 80歳のゲイバー店主がカウンターで死亡
LGBTが暮らしやすいコミュニティが存在。納屋橋にはハッテン場も。

4位 フェチ系風俗のレベルが爆上がり

5位 飲酒運転の取り締まりがユルい

【ラッパー・呂布カルマ氏】
名古屋在住ラッパー。『フリースタイルダンジョン』3代目モンスター。「パンのマルシェ」に行くなど至って平和な名古屋ライフを送る
<取材・文/週刊SPA!編集部>

―[夜の[ヤバい街]ランキング]―


刺殺現場付近。「トヨタのお膝元だから取り締まりがユルい」と豪語するが、呂布氏は飲酒で免許を剥奪された