2020年5月22日公開の映画『燃えよ剣』から、追加キャストが発表された。

『燃えよ剣』は、司馬遼太郎による同名歴史小説を映画化したもの。土方歳三を主人公に、新選組の志士たちの人生と、激動の時代・幕末を描いた作品だ。メガホンをとるのは、『関ヶ原』『検察側の罪人』の原田眞人監督。新選組副長・土方歳三役で岡田准一が主演するほか、土方と恋に落ちるお雪役で柴咲コウ新選組局長・近藤勇役で鈴木亮平沖田総司役で山田涼介Hey! Say! JUMP)、土方や近藤と対立する新選組初代筆頭局長・芹沢鴨役で伊藤英明、15代将軍・徳川慶喜役で山田裕貴らがキャストとして名を連ねる。

 


新たに発表されたのは、13名のキャスト。新選組と志を共にする会津藩の公用人・外島機兵衛役の酒向芳、新選組の密偵・中島登役の渋川清彦、伊藤甲子太郎役の吉原光夫、新選組の若き隊士・市村鉄之助役の森本慎太郎(SixTONES)に加え、新選組と対立する倒幕派として、岡田以蔵役の村上虹郎、七里研之助役の大場泰正、桂小五郎役の淵上泰史、大沢逸平役のマギー宮部鼎蔵役の三浦誠己が出演。さらに、沖田に想いを寄せる芸妓・糸里を阿部純子が、フランス軍陸軍士官・ジュール・ブリュネをジョナス・ブロケが、歳三が慕う実姉・のぶを坂井真紀が、その夫で歳三の義兄・佐藤彦五郎を山路和弘が演じる。

また、新選組の主要メンバーが黒の隊服に身を包んだ新カットも公開。副長・土方歳三(岡田准一)を筆頭に、局長の近藤勇鈴木亮平)、一番隊組長の沖田総司山田涼介)ほか、六番隊組長・井上源三郎(たかお鷹)、副長・山南敬助(安井順平)、二番隊組長・永倉新八(谷田歩)、八番隊組長・藤堂平助(金田哲)、副長助勤・斎藤一(松下洸平)、十番隊組長・原田左之助(吉田健悟)ら勢ぞろい。原田監督は、「新選組の幹部クラスはダンダラを着なかった」「新選組は黒の集団であった」との説を採用し、浅葱色(緑がかった薄い藍色)のダンダラではなく、衣裳を新たに制作したとのこと。

映画『燃えよ剣』は2020年5月22日全国ロードショー。