
2004年、奈良県の主婦が約2年半の間、騒音を出し続け、近隣の夫婦を精神的・身体的苦痛で通院させたとして実刑判決になった「騒音おばさん」事件。なんと、5月に映画が公開されるそうです。
「騒音おばさん」の当時のマスメディアの報道の仕方は偏向していると物議を醸しました。本作品のオリジナル脚本を手がけた天野千尋監督は下記のようにコメントしています。
「『騒音おばさん』がモチーフの映画。物事は、見る角度によって見える景色が違う。人も別の角度から見ると悪人にも善人にもなる、そういうことを盛り込んだ映画にしたかった」と第32回東京国際映画祭で語っており、ささいなすれ違いから生まれた隣人同士の対立が、マスコミやネット社会を巻き込んで、やがて2人の女の運命を狂わせる大事件へ発展していくという物語。「SNS炎上」や「メディアリンチ」など、現代の社会事情も絡みつつ、子供のケンカから、国や民族の紛争や戦争まで、あらゆる「争い」についての普遍的真理をテーマにした。
ネットには「見たい」「インパクトがある」「アレは報道のありようがおかしい、偏向してるという突っ込みが当時からあったからそこをクローズするなら意義がある」などのコメントが寄せられています。
映画の題名は「ミセス・ノイズィ」。2020年5月に公開となります。公開されたら是非見てみたいです。

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