ブンデスリーガ第21節が9日に行われ、バイエルンライプツィヒが対戦した。

 前節6連勝を飾って首位の座を奪還した王者バイエルンと、勝ち点差1で2位に後退したライプツィヒによる首位攻防戦。前半はホームのバイエルンが主導権を握り、39分には右サイドからのクロスで、フリーのロベルト・レヴァンドフスキが決定的なダイレクトボレーを放つが、これはDFのブロックに阻まれた。

 ライプツィヒは後半の立ち上がりから反撃に出た。46分、マルセル・サビツァーがエリア中央でこぼれ球に反応して決定機を迎えたが、フリーで放ったシュートは惜しくも枠の上。49分には、相手のパスをカットしたティモ・ヴェルナーがGKマヌエル・ノイアーをかわしてエリア右から狙ったが、シュートはDFにブロックされた。

 難を逃れたバイエルンは53分、レヴァンドフスキがエリア内でダヨ・ウパメカノに倒されたが、VARの介入により直前のオフサイドを取られてPKは認められず。ライプツィヒは63分、左サイドを抜け出したクリストファー・エンクンクの折り返しに、エリア右でフリーのヴェルナーが合わせたが、シュートは枠を捉えられない。

 バイエルンは80分、レオン・ゴレツカがレヴァンドフスキとのワンツーでエリア中央へ抜けるが、シュートはGKペーテル・グラーチの好セーブに阻まれて好機を逃した。試合はこのままタイムアップを迎え、お互いチャンスを生かせずスコアレスドローバイエルンは連勝が6で止まり、ライプツィヒは3試合未勝利となった。

 次節、バイエルンは16日にアウェイでケルンと、ライプツィヒは15日にホームでFW大迫勇也が所属するブレーメンと対戦する。

【スコア】
バイエルン 0-0 ライプツィヒ

バイエルンとライプツィヒの首位攻防戦はスコアレスドロー [写真]=Bongarts/Getty Images