このたび高島屋では、哀愁漂うパリの街の風景を描いた、パリ出身の画家モーリス・ユトリロ(1883-1955)の没後65年を記念し「没後65年 モーリス・ユトリロ展」を開催いたします。
 本展では、ユトリロの数奇な人生にスポットを当て、絵画の裏に潜むドラマを作品とともにご紹介します。また、ユトリロの作品だけではなく、母親ヴァラドンやユッテル、母親と親交のあったピエール=オーギュスト・ルノワールまで、ユトリロとゆかりのある画家の作品を合計約75点展示します。
日本初公開となる妻ヴァロールの油彩画もご覧いただける貴重な機会です。

<各会場情報>
日本橋会場
・会期/会場:2020年3月4日(水)~15日(日) 日本橋高島屋S.C.本館 8階ホール
・入場時間:午前10時30分~午後7時(午後7時30分閉場)
※最終日は午後5時30分まで(午後6時閉場)

■京都会場
・会期/会場:
2020年3月18日(水)~4月6日(月) 京都高島屋 7階グランドホール
・入場時間:午前10時~午後7時30分(午後8時閉場)
※最終日は午後4時30分まで(午後5時閉場)

■横浜会場
・会期/会場:
2020年5月23日(土)~6月8日(月) 横浜高島屋 ギャラリー
・入場時間:午前10時~午後7時30分(午後8時閉場)
※最終日は午後5時30分まで(午後6時閉場)

<入場料>一般1,000円、大学・高校生800円、中学生以下無料
<主催>朝日新聞
<監修>エレーヌ・ブリュノー(モーリス・ユトリロ委員会会長)
<企画協力>IS ART INC.
<協力>日本航空
<WEBサイト>https://www.takashimaya.co.jp/store/special/event/utrillo.html

モーリス・ユトリロについて>
 ユトリロは、フランス国家の勲章やパリ市民賞といった栄誉を得ながらも、彼の人生は幸せとは縁遠いものでした。
母親であり画家でもあるシュザンヌ・ヴァラドンは、自分の恋愛を優先してユトリロの育児を放棄したため、寂しいユトリロは幼少期から飲酒を覚え、生涯を通してアルコール依存症を患っていました。
 ユトリロの絵が売れ始めてからは、ヴァラドンはユトリロの友人であり画家でもあるアンドレ・ユッテルと結婚。ヴァラドンとユッテルは、ユトリロの絵を売って儲けたお金で贅沢な暮らしを始めます。
 ユトリロは51歳のときに、5歳年上の女性であるリュシー・ヴァロールと結婚しますが、家に閉じ込められたまま絵の制作を続けていたと言われています。

配信元企業:株式会社高島屋

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