自分の人生の終わりに向けた準備を意味する「終活」。遺言書を書いたり、生前に遺影を撮影したりと様々な取り組みが紹介されていますね。堅実女子世代にとっては、まだまだ遠い話かもしれません。でも、マイホームを購入するときなどに、それとなく意識した経験がある人もいるのでは?

ここでは、不動産関連の比較査定サイト「リビンマッチ」を運営するリビン・テクノロジー株式会社が実施した「不動産の終活」の調査結果をご紹介します。

所有不動産は生前に「売りたい」が3割超

本調査では、50歳以上の人に終活についてどう思っているかを質問。その結果、「いずれはしなければならないと思っている」と回答した人が71.4%と大半を占めていることが明らかになりました。終活という言葉自体が使われはじめて久しいですが、人生100年時代の到来といわれる昨今、自分にとってはまだまだ先のことと考えている人が多いのかもしれませんね。

就活の必要性は感じていても、実際に行動に移している人は多くないよう。(リビンマッチ調べ)

そして不動産を所有している人に、その種類を聞いたところ、最も多かったのが「自宅(戸建て)」(65.7%)、そして「土地」(27.4%)「自宅(マンション)」(24.0%)と続きました。

みなさん、所有不動産に対して、どのような終活を考えているのでしょうか。

終活の一つとして所有不動産を「売却する」が、「法定相続する」を大きく上回る結果に!(リビンマッチ調べ)

「特にまだ考えていない」や「検討中」といった回答が目立つものの、「売却する」が3割超と「法定相続する」を大きく上回っていることがわかります。相続するよりも、他界する前に処分したいと考えている人が多いようですね。

我が家に限って相続争いはない……?

3割超の回答者が生前に所有不動産を売却したいと考えていることがわかりましたが、それは相続争いを避けるためなのでしょうか。

しかし本調査結果を見る限り、そこまで強い関連はないよう。実際、「もし、遺言書を残さなかったら、あなたの死後に家族は相続争いをすると思うか」の質問に対しては、「しないと思う」と回答した人が86.9%と、ほとんどの人が穏やかに相続できると考えていることがわかりました。

ちなみに相続争いしないと思う理由としては、次のような声が挙がっています。

相続争いしないと思う理由(複数回答可、N = 152)

・そこまでの資産がない:50.7%

・争う人がいない:35.5%

・家族の仲が良いので、うちに限ってない:15.1%

・遺言書は書いていないが、遺志は伝えてある:10.5%

・1億円を超える資産があるので、対策済み:0.7%

ニュースドラマでよく取り上げられる相続争いを自分事として考えている人は、決して多くはないようです。一人っ子が多いというのも、もしかして関係があるのかもしれません、

これから将来の資産として不動産所有を考えている人は、その不動産を処分するときのことまで考えて購入検討する必要があるかもしれませんね。ぜひ一度考えてみてはいかがでしょうか。

巷でよく耳にする相続争いというものは、資産がある家族だけのもの?

【調査概要】
調査期間:2019年9月25日10月15日
調査手法:インターネット調査(任意でアンケートに回答)
集計数:「リビンマッチ」を利用した、不動産を所有する50歳以上の男女全国175
(内訳 50代:75人、60代:71人、70代以上:29人)
調査リリースURLhttps://www.lvnmatch.com/magazine/article/column/lvn_research/8563

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