アーセナルに所属するドイツ代表MFメスト・エジル(31)が去就にコメントした。イギリスBleacher Report』が報じた。

2013年夏にレアル・マドリーから加わり、公式戦通算250試合43得点76アシストを誇るエジルは、アーセナルの創造者として長らくチームを牽引するなかで、現チームの最古参に。昨シーズンから今シーズン途中までウナイ・エメリ前監督の下で不遇のときを過ごしたが、昨年12月からミケル・アルテタ体制が移行して以降、プレミアリーグ全試合でスタートからピッチに立ち続けている。


そんなドイツプレーメーカーは2018年1月、アーセナルとの新契約にサイン。クラブ史上最高給となる週35万ポンド(約4900万円)の好サラリー条件も含まれたその契約は、2021年夏に失効する。エメリ体制時代の不遇や、契約状況もあり、以前から移籍の憶測が飛び交い続けるエジルは、冬季休暇を利用したチームのドバイキャンプ先で自らの未来について、こう述べている。

「今シーズンが終わっても、契約がもう1年ある。その後のこと、未来を今から知ることなんてできない。今の僕ができるのは、チームと自分のために全てを注いで、成功に導くこと。(将来が)わかるのはそれからだ」

「僕がわかっているのは、このチームとチームメイトのために全力を尽くすということだけさ。難しいシーズンだけど、ポイントを積み上げ、シーズン終わりのトップ4入りを目指して勝ち続けていきたい」

「今の僕らは戦術面の改善に努めているところだ。ミケルが就任してたった2カ月で、戦術面の多くを修正した。もちろん、今は僕らにとって難しい時期。全てがうまくいっていない状況だからね」

「でも、全てが順調に進み、自信が戻ってきているという感覚はある。それに相応しい結果がついてきたら、トップ4、もしくはトップ5でフィニッシュできると思う」
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