バルセロナレアル・ソシエダに所属するブラジル人FWウィリアン・ジョゼ(28)の獲得を検討しているようだ。スペインマルカ』が伝えている。

現在ウルグアイ代表FWルイス・スアレスフランス代表MFウスマーヌ・デンベレの前線2選手が長期離脱を強いられるバルセロナ。今冬の移籍市場はすでに終了しているが、ラ・リーガではケガによる長期離脱などの事情に限って、スペイン国内のクラブから移籍期間外の代替選手獲得が可能となる救済措置がある。

そこで、緊急補強を画策しているバルセロナは、キケ・セティエン監督のラス・パルマス時代の教え子であるウィリアン・ジョゼの獲得を希望。1月の移籍市場でも交渉を行っていたようで、ソシエダ側は3500万ユーロ(約41億9000万円)を要求しているという。

現在バルセロナはウィリアン・ジョゼの他、アラベスのFWルーカスペレス(31)、ヘタフェのアンヘルロドリゲス(32)らもリストアップしているとのこと。会長を務めるジョゼップ・バルトメウ監督がウィリアン・ジョゼ獲得へゴーサインを出すかは不透明。ただ、スペインサッカー連盟(RFEF)から緊急補強が認められた場合は、迅速に新たなストライカーの獲得に動き出すだろうと同メディアは見解を示している。

189cmの大型ストライカーのウィリアン・ジョゼは、セティエン監督が指揮した2015-16シーズンのラス・パルマスでチーム最多の9ゴールを挙げる活躍をみせ、プリメーラの舞台で台頭。その翌年に加入したソシエダでも公式戦132試合53ゴールとコンスタントにゴールを重ねている。

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