ノボ ノルディスクが、2月5日に発表した内容の翻訳版です。内容や解釈については正式言語である英語が優先されます。英文オリジナル版は、こちら(novonordisk.com)をご参照ください。

●売上高はデンマーククローネで9%増、為替レートの変動による影響を除外した場合で6%増の1,220億デンマーククローネ(DKK)でした。インターナショナル オペレーションズの売上高は、全ての地域における成長を受け、デンマーククローネで12%増(為替レートの変動による影響を除外した場合は11%増)となりました。北米オペレーションズの売上高は、デンマーククローネで6%増(同1%増)でした。

●糖尿病・肥満症領域の売上高は、デンマーククローネで10%増(為替レートの変動による影響を除外した場合は6%増)の1,028億DKKとなりました。これは、糖尿病領域の4%増の成長(為替レートの変動による影響を除外した場合)と、肥満症領域の42%増 (為替レートの変動による影響を除外した場合)を反映したものです。またバイオファーマ領域の売上高は、7%増(同4%増)の192億DKKでした。

●GLP-1の売上高は、オゼンピック(R)の堅調な上市を反映し、デンマーククローネで27%増(為替レートの変動による影響を除外した場合は22%増)となりました。2019年第4四半期には、米国FDAの承認を取得しRybelsus(R)を米国で発売しました。発売開始後も今後が期待されるフィードバックを得ています。

●2019年11月、ノボ ノルディスクは、当社の「Capital Markets Day」に合わせ、2025年に向けた新たな戦略的目標を発表しました。2019年通期の業績は、長期財務目標を達成しています。

●2020年1月、オゼンピック(R)が心血管疾患の既往を有する2型糖尿病患者における心血管リスク低下を適応として米国で承認を取得しました。またPIONEER 6心血管アウトカム試験(CVOT)から得られた新たな情報に基づき、米国内のRybelsus(R)の添付文書が更新されました。さらに2020年1月には、Rybelsus(R)は成人2型糖尿病治療薬として欧州規制当局より販売承認勧告を受けました。

●2020年の業績見込については、売上高は為替レートの変動による影響を除外した場合で3-6%増、営業利益は同1-5%増を見込んでいます。報告通貨(DKK)の売上成長率は、為替レートの変動による影響を除外した場合の成長率より約1%ポイント高くなると予想しています。

●取締役会は、2020年3月26日の年次株主総会において、2019年の最終配当金について、1株(額面0.20DKK)当たり5.35DKKを提案する予定です。2019年の年間配当金は、1株当たり8.35DKKを見込んでいます。そのうち中間配当金として、1株当たり3.00DKKが2019年8月に支払われました。取締役会は、最大170億DKKの自社株買戻しプログラム(12カ月間)を新たに開始する予定です。

*CER: 恒常為替レート(2018年平均値)

社長兼最高経営責任者(CEO)のラース フルアーガー ヨルゲンセンは次のように述べています。「2019年の財務業績には大変満足しています。今回の業績は、インターナショナル オペレーションズにおける売上高の加速成長、ならびに北米オペレーションズとリージョン欧州におけるオゼンピック(R)の堅調な上市を反映したものです。米国におけるRybelsus(R)の発売も好調なスタートを切っています。また、米国におけるオゼンピック(R)の心血管リスク低下の適応拡大、および欧州規制当局によるRybelsus(R)の承認勧告を受けたことは、すべて患者さんにベネフィットをもたらすものとして、非常にうれしく思います。」


ノボ ノルディスクについて
ノボ ノルディスクは、デンマークに本社を置き、95 年以上にわたり糖尿病治療に必要な革新的な医薬品の開発を通じ糖尿病ケアの革新をリードしてきました。糖尿病の克服を目指して培ってきた経験や能力は、肥満症、血友病、成長障害といったその他の重篤な慢性疾患の領域にも生かされています。ノボ ノルディスクは現在80カ国に約4万2,700人の社員を擁し、製品は170カ国以上で販売されています。日本法人は1980年に設立されました。

配信元企業:ノボ ノルディスク ファーマ株式会社

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