人間関係リセット症候群の人の傾向とは

これまで普通に接していたのに急に姿を見せなくなり音信不通になってしまう“リセット症候群”の人は一定数いるが、実際にリセット症候群の人はどういう傾向があるのだろうか。ガールズちゃんねる2月11日「突然いなくなる人の特徴」というトピックが立った。トピ主は突然いなくなる人の心理を問いかけると、

「いろいろ我慢してたのかもよ。仕事でも何でも不満ばかり言ってるのに限って辞めないよね」

「表向きでは急に消えた様に見えても、実際には長く考えて考えて出した結論がそうなるんじゃないの?」

と客観的には突然いなくなるように見えるが、実際はそこに至るまでに様々な不平不満が募った結果であるという指摘が見られた。(文:石川祐介)

「夫がそれ。コミュニケーションが苦手で考え方が極端で繊細」

スレッドでは、リセット症候群の人はお願いを断ることが苦手であるため、人間関係のストレスを溜めやすいという指摘が相次いだ。

「優しかったり、断れなかったりする人の方がこの傾向だね。普段表に出せない分、急にこうなる。しかもこう言う人達は喧嘩もしない人種だから、無言で黙って立ち去る」

「夫がそれ。コミュニケーションが苦手で考え方が極端で繊細。人と馴染めないし自分が悪いと思い詰めてしまうからある日突然爆発して消えたいと思っちゃうらしい」

ただ、コミュニケーションが苦手であるため、誰かに愚痴をこぼすことができず、そのストレスから開放されるために音信不通という極端な行動を取らせるのだろう。

「真実を告げて去った方が相手に悪いから、自分の内に秘めたまま去る」といったコメントが見られたが、人間関係をリセットした原因は本人にしかわからないことがほとんどなのかもしれない。

「人間関係の断捨離ってことじゃない?」という指摘も

しかし、「それまでに関係が信頼関係と呼べるようなものなら、そういうことはしないのかも」と関係を断たれたのは自分だけで、その人に魅力や価値がないと思われた可能性も考えられる。

「一人になりたい時あるよね。放っておくと、そのうち連絡くるタイプ」

「固まったコミュニティから離れて心機一転したいからじゃない? 大事な人とだけ連絡を取れればいい、みたいな」

仕事が忙しいなどの理由から突然連絡が来なくなる人はいるが、本当に信頼関係を築けていたのであれば音信不通になることはなさそうだ。

「人間関係の断捨離ってことじゃない?」

遅刻が多い、お金をやたら貸りようとする、など一緒にいてしんどい人がいる。「今後はこの人と会わなくても良いな」と思い連絡先を消す人もいるだろうか、リセットする人にも色々事情がありそうだ。